《第143話までのあらすじ》
『大草原の少女 ソラ』の登場人物の声優が決まります。主人公ソラ役は、新進女優の白本 智香子(しらもと ちかこ)に決定です。
さらに主題歌は、劇場【ムーラン・ルージュ】の人気歌手だった煙 カスミが担当します。
昭和49年の秋。『大草原の少女 ソラ』のアニメがスタートします。
第143話の、詳しいあらすじはこちら!
- 『なつぞら』第144話あらすじ!9月14日(土)放送分・・・『大草原の少女 ソラ』オープニングに興奮!
- 第24週「なつよ、この十勝をアニメに」144話・・・粟野 咲莉ちゃん登場! そして、そのお母さんは?
『なつぞら』第144話あらすじ!9月14日(土)放送分・・・『大草原の少女 ソラ』オープニングに興奮!
「大草原の少女ソラ」オープニングをフルバージョンでどうぞ♪♪撮影現場では口ずさんでいるキャストやスタッフも見かけました。『なつぞら』のオープニングと背景などの細かい部分も変化をつけているのですが、皆さんわかりましたか?#なつぞら #煙カスミ #大草原の少女ソラ#戸田恵子 pic.twitter.com/xym7AFx3cN
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 14, 2019
柴田家でも、坂場家(=なつといっきゅうさんの家)でも、かたずを飲んでテレビを見ています。『大草原の少女 ソラ』第1話のサブタイトルは、「あたらしい家族」。
ソラのお父さんの操縦する馬車は、一家を乗せて、川の上流へと向かっています。途中、荷馬車は、地面がぬかるんでいる箇所を通ります。洪水の爪あとを感じます。
するとソラは、大木のところに引っかかっている少年を見つけます。川の水に流されてきたのでしょうか?
ソラ「生きてる! 生きてるよ、父さん! 早く助けなきゃ」
気を失っていた少年の名は、レイ。洪水で両親をなくした孤児です。
父さん「レイ。お前はオレたちを一緒に行くんだ」
しかし、レイはその場を逃げ出してしまいます。ソラは、レイを追いかけます。
レイ「父さんにも母さんにも死なれて・・・ボクの気持なんか、誰にもわからないんだ!」
ソラ「あなたの気持ちはわからないけど、あなたがつらいことはわかるわ。それじゃ、いけないの?」
レイとソラが話していると、草むらから突然、牛が飛び出してきます。あわてて逃げる、レイとソラ。よく見ると、牛は犬に追いかけられているようです。
レイは方向転換。犬を追い払います。
いっぽう。ソラは、追いかけてくる牛の前に、両手を広げて立ちはだかります。
ソラ「よしよし。怖かったね。もう大丈夫」
ソラがなだめると、牛はおとなしくなります。牛は、そばに来たレイの顔をなめます。がびーーーん!! レイの体は、電気が走ったように硬直してしまいます。
テレビをみていた柴田家のみんなは、大爆笑。固い表情だった泰樹じいちゃんも、思わず笑ってしまいます。
第24週「なつよ、この十勝をアニメに」144話・・・粟野 咲莉ちゃん登場! そして、そのお母さんは?
柴田家にも優にも、番組は好評でした。ところが、地味すぎる内容のせいでしょうか、視聴率はパッとしません。
さらに1か月後。視聴率は上がらぬまま、打ち切りの話も出始めます。そんなとき、【マコ・プロダクション】に全国から、山のように手紙が届きます。
番組の視聴者、とくに子供をもつ親から、「こういうものを見せたかった」という肯定的な意見がたくさん送られてきたのです。『大草原の少女 ソラ』を打ち切りのピンチからを救ってくれたのは、視聴者でした。
マコ「・・・という訳で、私はもう限界。プロデューサーをやりながら、動画チェックをするなんて無理だったのよ」
マコは、動画チェックの助っ人を呼ぶことにします。その助っ人とは・・・
茜「お久しぶり~」
かみっち「茜(あかね)ちゃん!」
子育てのため仕事を引退していた茜(渡辺麻友)が、夕方までという条件付きで作画作業を手伝ってくれることになったのです。
【マコプロ】のみんなは、1週間に1本仕上げるというハードなスケジュールをこなしてゆきます。動画チェックの立山 久子(伊藤修子)は、『まんぷくヌードル』をズーズー食べて、気合を入れます。
ある日曜日のこと。マコが打ち合わせから戻ってくると、会社の前に女の子がいます。
マコ「ここが何を作っている所か、わかる?」
女の子「ソラ?」
女の子は、『大草原の少女 ソラ』の大ファンのようです。嬉しくなったマコは、会社の中に女の子を案内します。
ももっち「これ。セル画、っていうんだけど、いる?」
ももっちは、ソラの描かれたセル画をプレゼントします。女の子は、お母さんと遠くからやってきたようです。
千夏「杉山 千夏といいます」
マコ「なんだ。小さいなっちゃんね」
(⇦ 名前のことだけを言ってるのではありません。千夏を演じているのは、なつの少女時代を演じた、子役の粟野 咲莉(あわの さり)ちゃんなのです!)
小なつ...?#朝ドラ #なつぞら #粟野咲莉 pic.twitter.com/jP96JHFOSP
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 13, 2019
なつは、千夏ちゃんをみて、その面影になにかを感じます。千夏ちゃんのあとを追ってゆくと・・・
千夏ちゃんの手を取ったのは、若いお母さんでした。なつは、その後ろ姿に見覚えがありました。
なつ「千遥! 千遥!」
若いお母さんは振りむきます。その女性は、なつの妹、千遥でした。
第145話へつづく。