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『天空の城ラピュタ』人気シーンはどこ?2017年発表の名場面ランキング

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『天空の城ラピュタ』人気シーンはどこ?2017年発表の名場面ランキング

※この記事は、2022年8月に更新しました。

スタジオジブリの長編アニメーション映画、『天空の城ラピュタ』。大空を舞台に、夢とロマンあふれる大冒険がくり広げられる本作は、根強い人気があります。

 この記事では、『天空の城ラピュタ』の簡単なストーリーと声優、2017年に発表された名場面ランキングをご紹介します。

※なお、極力ネタバレは避けています。

『天空の城ラピュタ』地上波テレビ放送(2022)はいつ?

『天空の城ラピュタ』は1986年のアニメーション映画。

見習い機械工の少年が、空飛ぶ島ラピュタの王位継承者の少女と出会い、伝説の島をめざすファンタジーです。

映画『天空の城ラピュタ』
製作年 1986年
上映時間 124分
興行収入

11.6億円

監督 宮崎 駿(みやざき はやお)
原作・脚本 宮崎 駿
主題歌 井上あずみ 「君をのせて」
声の出演 田中真弓、横沢啓子、寺田農(みのり)
ジブリ映画『天空の城ラピュタ』の地上波放送は、2022年8月12日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。
21:00 ~ 23:39

 

関連:【2022年 放送予定】地上波テレビ映画の放映スケジュール一覧

『天空の城ラピュタ』のあらすじ【ネタバレなし】

謎の少女と青い石

 大空をとぶ、飛行船。この飛行船の中に、少女シータが捕らわれていました。彼女を捕らえていたのは、ムスカ大佐ひきいる政府の特別機関です。

 

ムスカ大佐たちの狙いは、シータの持つ不思議な青い石です。しかし、石が放つ強烈な光が邪魔して、さわることはできません。ムスカ大佐は、いつかスキをみて、シータから石を奪おうと考えていました。

 すると突然、飛行船は襲撃をうけます。女海賊ドーラの一味が、攻撃してきたのです。彼女たちの狙いも、やはり青い石でした。飛行船の中は、大混乱! シータは足をすべらせ、外へ落ちてしまします。

 

いっぽう、地上にある鉱山の町。

見習い整備士のパズーは、空からふってくる少女シータを見つけます。パズーは、青い光に守られるように降りてくるシータを、両腕で抱きとめます。

 シータが追われていると知ったパズーは、いっしょに逃げようとします。しかし、ドーラ達に攻撃され、2人は深い谷底に落っこちてしまいます。

飛行石と、天空の国・ラピュタ

 2人は谷底で、鉱物にくわしいポムじいさんと出会います。ポムじいさんによれば、シータのもつ青い石は『飛行石』だ、とのこと。空にうかぶ伝説の島・ラピュタで作られた石だというのです。

 “ラピュタ”と聞いて、パズーは胸が高鳴ります。

パズーのなくなったお父さんは「幻の島・ラピュタを見た」と発言したために、皆からウソつき呼ばわりされていました。パズーは、父の言葉が正しかったことを証明したい、と思っていたのです。

 

さて。谷底から地上に戻ってきたシータとパズーですが、政府につかまり、要塞に送られてしまいます。ムスカ大佐は、シータにある物を見せます。それは、壊れた古ぼけたロボット兵でした。

 ムスカ大佐は、驚くべき事実を伝えます。このロボット兵こそ、天空の国・ラピュタで作られたものだというのです。架空の国だと思われていたラピュタは、実在していたのです・・・ 

登場人物と声優

パズー・・・田中 真弓(たなか まゆみ)

 鉱山の町ではたらく、機械工見習いの少年。両親はなくなっており、一人暮らし。

 

パズーの父は、生前「天空の国・ラピュタを見た」と発言。みんなからほら吹きだと思われたまま、亡くなる。パズーは、ラピュタが存在することを証明したい、と願っている。

シータ(リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ)・・・横沢 啓子(よこざわ けいこ)

 北方の国・ゴンドアに住んでいたが、青い石をねらう政府機関につかまり、飛行船で運ばれていた。

 ペンダントとして首から下げている青い石は、先祖代々うけつがれてきたもの。

ムスカ大佐(ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ)・・・寺田 農(てらだ みのり)

 政府から派遣された、諜報部の大佐。視力がやや悪く、サングラスには度が入っている。

ポムじいさん・・・常田 富士男(ときた ふじお)

 廃坑の奥を歩いていた、風変わりなおじいさん。パズーとは顔見知り。鉱物にくわしく、ラピュタに関する言い伝えを、シータたちに教える。

ドーラ・・・初井 言榮(はつい ことえ) 

空中海賊『ドーラ一味』の首領にして、飛空船『タイガーモス号』の船長。

 

3人の息子や子分たちを従える、50代の肝っ玉ばあちゃん。ロケット弾をぶっぱなす度胸と、そろばんで飛行機の高度を計算できる頭脳をもつ。 

シャルル・・・神山 卓三(かみやま たくぞう)

ドーラの長男。力持ちで、大きなひげをたくわえる。プディング(=プリン)が好き。

ルイ・・・安原 義人(やすはら よしと) 

ドーラの次男。ちょび髭。ミンスミントパイ(=中にドライフルーツの入ったパイ)が好き。シータにホレてしまう。

アンリ・・・亀山 助清(かめやま すけきよ)

 ドーラの三男、タイガーモス号の操縦士をつとめる。

ハラ・モトロ(老技師)・・・槐 柳二(さいかち りゅうじ)

 タイガーモス号のベテラン機関士。ほかの乗組員からは「じっちゃん」、ドーラからは「くそじじい」と呼ばれる。

人気シーンはどこ? 2017年発表の名場面ランキング!

 『天空の城ラピュタ』が2017年9月にテレビ放送された際、データ放送と連動して「みんなで選ぶ!好きなシーンランキング」の発表がありました。

 公式サイトが選んだ名場面の候補のうち、視聴者から人気があったシーンをランキング形式に発表したものです(※一部ネタバレを含みますので、ご注意ください)。 

10位・・・「ジブリ飯の原点!」

 パズーが作る、目玉焼きトースト。ただ、目玉焼きをパンの上に乗せただけなのに、どうして美味そうなのでしょう。

9位・・・「ともだち」

 古くなって苔の生えたロボット兵の背中を、キツネリスがかけ回る。まるでロボット兵とたわむれているような、ホッとする場面。

8位・・・「息子たち」

ドーラ一味の飛行船・タイガーモス号は、首領のドーラをのぞけば男ばかりの船。そこに、若い女の子・シータが乗りこんできたから、さあ大変!

 ドーラの3人の息子(シャルル・ルイ・アンリ)も、ドーラの5人の部下たち(カ、キ、ク、ケ、コ)も、シータの前でははりきって仕事をします。いつもサボっているのに・・・

7位・・・「確かめねばならないもの」

 自分が「天空の城・ラピュタ」と繋がりがある人物だと知った、シータ。ラピュタの正体をその目で確かめるために、海賊船に乗りこむ決意をします。

6位・・・「ラピュタという島」

 ラピュタに着いたシータとパズーは、大地に寝っ転がって笑い合います。つかの間の幸せを感じさせるワンシーン。

5位・・・「朝を告げる音色」 

シータと出会った次の日の朝。早起きしたパズーがトランペットを吹く場面。心地よい風が伝わってくるようです。 

4位・・・「2人はそっくり?」

 海賊船『タイガーモス号』のドーラの寝室。シータは、ドーラと二人っきりになります。いまはパワフルなおばあちゃんのドーラですが、若い頃はシータにそっくりだったみたいで・・・

3位・・・「まぼろし」

 強烈な嵐に巻き込まれ、絶体絶命のピンチとなったパズー。そのとき、彼の目に映ったのは父親のまぼろし?

2位・・・「滅びの言葉」

 天空の国・ラピュタは、もはや制御を失っていました。覚悟をきめたシータは、滅びの呪文を叫びます。

 Twitterのサーバーもダウンしそうな魔法の言葉、それは「バルス!」 

1位・・・「救出」

 ムスカ大佐たちにつかまっていたシータを、パズーが助け出すシーン。シータは、火の海と化した要塞で行き場をうしなっています。

 パズーは空とぶ飛行機から身を乗り出し、シーンを見事にキャッチ! まるで、サーカスの空中ブランコです。