《第78話までのあらすじ》
なつは、『わんぱく牛若丸』の打ち上げの席で、陽平さんから衝撃の事実を告げられます。天陽くんが結婚するというのです。
また、ノブさんが北海道に転勤することになります。
心の内に寂しさを感じるなつでしたが、いまは仕事に集中するしかありませんでした。
それから、1年。
十勝の【柴田牧場】を、ある少女が訪れるのでした。
第78話の、詳しいあらすじについては、こちら!
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『なつぞら』第79話あらすじ!7月1日(月)放送ぶん
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— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月30日
なつが【東洋動画】に入社してから、3年が経ちました。動画の腕前も、ぐんぐんアップしています。
ある日のこと。なつとマコ(貫地谷しほり)は、下山から呼ばれます。
別室には、井戸原と仲さんもいました。会社は、若手の育成を兼ねて、短編映画の製作を計画しているようです。
仲「マコちゃんに原画を任せたい。それと、なっちゃんにも原画をやらせてみたい。どうだろう? 2人で一緒にやってもらえないか?」
マコ「わたしに断る理由はありません」
今回は、企画もマコたちに任せてくれるようです。
仲「もう一人、演出の人間も加わってもらう。君たちで、企画・演出を決めてほしい」
そのとき、部屋に入ってきた人物がいました。坂場くん(中川 大志)です。彼こそ、仲さんの言う“もう一人”だったのです。
なつ「あっ!」
マコ「カチンコくん!」
下山「その呼び方はやめてあげようよ。一休さんは、どうかな? 坂場 一久(さかば かずひさ)でしょ? 『一に、久しい』と書くから・・・」
坂場「なぜ、普通じゃダメなんですか!」
短編アニメ製作のため、チームを組むことになったマコ、坂場(あだ名:一休さん)、なつの3人。さっそく話し合いを持つのですが・・・
坂場「原作を立てたらどうでしょう? 各自あしたまでに、企画を考えることにしましょう」
坂場くんは勝手に決めてしまうと、立ち去ります。
マコ「・・・1人で決めちゃって! あの人とうまくやる自信ある?」
なつ「大丈夫です。マコさんとも、うまくやってきたじゃないですか!」
第14週「なつよ、十勝さ戻って来い」79話・・・正式発表! 千遥役は、清原果耶さん
そのころ。十勝の【柴田牧場】に、おそるおそる入ってくる少女がいました。すっきりした色合いのピンクのワンピースに身を包んでいます。
照男と砂良、富士子が話をしていると、その少女が近づいてきます。
少女「お姉ちゃん?」
砂良「えっ?」
少女「いや。道に迷ってしまって・・・(帰ろうとする)」
富士子「待って! もしかして、千遥(ちはる)ちゃん?」
砂良「ごめんね。私はなっちゃんじゃないの」
富士子「ここは、奥原なつの家で間違いないの。あの子は、ずっとあなたを待っていたのよ」
待ちに待ったなつと咲太郎の妹・千遥役は清原果耶さん。今年4月に北海道ロケに行った清原さん。訪れたしばた牧場の入口で記念写真。#朝ドラ #なつぞら #清原果耶 #北海道ロケオフショット pic.twitter.com/kHKvnQQLyG
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月30日
富士子は、千遥(清原 果耶)を居間に通します。そして、なつが漫画映画を作るため、上京していることを説明します。
富士子「あなたはどこから来たの?」
千遥「東京です・・・」
知らせを聞きつけ、泰樹じいちゃんもやってきます。
泰樹「そうか! よう来たな。早くなつに知らせてやれ」
千遥「待ってください。姉にはどうか知らせないでください。
姉には、会いたくないんです」
どうも様子が変です。千遥には、どこか陰があります。富士子はわけを問いただそうとしますが、じいちゃんは気持ちを察してあげます。
泰樹「しゃべりたくない事だってある。ここに来てくれただけで十分だ」
そのしばらく後。新宿の会社にいるなつのもとに、十勝から電話がかかってきます。どうやら、富士子が居ても立ってもいられず、連絡してきたようです。
富士子「なつ! 落ちついて聞いてね。いま、千遥ちゃんがウチに来ているの」
なつ「ほんと? ほんとに千遥が来てるの?」
第80話へつづく。