《第75話までのあらすじ》
雪次郎はアパートの逃げこみますが、雪之助たちに見つかります。
「自分だけの夢を追わせてください」
雪次郎は芝居をやりたいと告げますが、聞き入れてもらえず。雪之助は、【川村屋】に連れて帰ります。
雪之助と雪次郎はそろって、【川村屋】の厨房に立ちます。そこへ現れたのは、とよばあちゃんでした。
「雪次郎、行きな! 自分で決めたなら、覚悟を見せるんだ!」
とよばあちゃんは雪次郎を逃がしてあげるのですが・・・
第75話の、詳しいあらすじについては、こちら!
『なつぞら』第76話あらすじ!6月27日(木)放送ぶん・・・崖っぷちの恋
ももっち(伊原 立花)となつは、坂場くんの噂をしていました。
なつ「わたしは(坂場さんのことは)苦手かな。知らないうちにがけっぷちに追いつめられたような気分になるの」
ももっち「もしかして、がけから落ちたときに、恋に落ちているかもよ」
なつは、「(そんなこと)ないないない!」という表情をします。
翌日。
監督の露木(つゆき)が怒りをあらわにして、《作画課》にやってきます。
露木「誰だ? こんな動画描いたのは? どうして馬の脚が4本ある!」
なつは前に進み出て、自分が描いたものだと明かします。それは、馬が必死にジタバタしている様子を、4本脚で表現した絵でした。
露木「誰が描いたかなんか、どうでもいい。誰が許したかだ!」
下山「ボクが許しました」
マコ「わたしも許しました」
仲「僕も許していたと思います」
井戸原「ボクもいいと思います」
作画課の上司たちは、みんなでなつをかばってくれます。みんなは、ディズニーに対抗するためには若い力にかけるべきだ、と露木にかけ合ってくれます。
露木「わかった。今回はこの絵にかけてみよう!」
露木にお供するように、坂場もいっしょに来ていました。坂場はなつを見るなり、犬かきのようなポーズ。なつの描いた馬の脚の動きを再現します。
なつは、思わず吹き出してしまいます。
なつが階段から落ちかけたことでヒントを得た、犬かきのような馬の足の動き。坂場も、最後はまさかの犬かきポーズ。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #中川大志 pic.twitter.com/3GYrA0mR2E
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月26日
第13週「なつよ、『雪月』が大ピンチ」76話・・・嫌味にも品がある野上さん
さて、仕事の帰り。なつは雪次郎を心配して、【川村屋】の寮を訪れます。寮には、雪次郎と母の妙子がいました。
いっときは【川村屋】の厨房(ちゅうぼう)を飛び出した雪次郎ですが、役者をめざすべきか菓子職人の修行を続けるべきか、迷いが生じていました。
父・雪之助の思いをないがしろにはできない、と感じていたのです。
なつ「役者の夢、あきらめんの?」
雪次郎「父さんの夢は、オレの夢でもあるんだわ。この体が2つあればな~」
妙子「ごめんね。兄弟生んであげられなくて・・・」
(⇦ いや、そういう事じゃないんだわ)
なつは、【川村屋】の厨房(ちゅうぼう)に足を運びます。雪之助は、後片付けをしていました。雪次郎がいつ戻ってきてもいいように、居場所を作ってあげようと考えていたのです。
(⇦ おもいよ、父ちゃん!)
なつと雪之助は、お店の客席に座ります。野上さんが、飲み物を用意してくれます。
野上「テーブルにこぼさないようにして下さいね。覆水(ふくすい)盆に返らず」
雪之助「さすが野上さん。イヤミにも気品がある」
雪之助は、役者をやりたいという息子の夢は理解しつつも、守らなければならないものがある、と強調します。
雪之助「(帯広のお菓子屋さん)【雪月】は、私だけで作ったんじゃない。おふくろが開拓したお店なんだ。
雪次郎に受け継いでもらいたい。わたしが間違っているかい、なっちゃん?」
なつ「間違ってないから、雪次郎くんは悩んでるんだわ。雪次郎君はちゃんと家族を大事にしていると思います」
第77話へつづく。