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2分でわかる『なつぞら』72話あらすじ!“雪次郎の乱”が始まるぞ~

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《第71話までのあらすじ》 

《作画課》に演出助手の坂場 一久がやってきます。馬の表情と動きが合っていないので直してほしい、というのです。

 

それは、なつが担当した動画でした。

 

リアリティを重視するのか? アニメ独自の誇張した表現をめざすのか?

 

坂場が指摘した問題点は、そのまま【東洋動画】が抱える問題点でもありました。なつは、不器用さと理屈っぽさをもった坂場の存在が、気になりだします。

 

第71話の、詳しいあらすじについては、こちら!

www.entafukuzou.com

 

 

 

『なつぞら』第72話あらすじ!6月22日(土)放送ぶん

 

 演出家や女優・亀山 蘭子(鈴木杏樹)がみまもる中、雪次郎がフリーで演技しています。

 

雪次郎「ペチカ! オレはお前を川下(の村)なんぞに渡したくない。こうなったら、川下のヤツらと戦するぞ。(中略)

ペチカ! ペチカ! オレはなんてことをしてしまったんだ~」

 

会場には、自分をアピールしたい役者志望の若者たちが、たくさんいます。雪次郎は、咲太郎の所属する劇団【赤い星座】のオーディションを受けていたのです。

 

 

 

 

いっぽう。

 

なつは、ももっち先輩(伊原 立花)を連れて、【川村屋】にやってきます。ももっちにおいしいバターカリーを食べてもらうためです。

 

野上「いらっしゃいま・・・なんだ。また派手なかっこうで、目がチカチカです」

(⇦ 野上さんが嫌味を言う・・・歓迎されてる証拠です!)

 

なつは驚きます。演出助手の坂場 一久(中川 大志)が店内にいたからです。カレーパンをかじりながら、難しそうな本を読んでいます。いま、なつが一番気になる人とめぐり合うとは・・・

 

ももっちは、坂場に頼んで、相席させてもらいます。

 

ももっち「なっちゃん。あなた、聞きたいことがあるんでしょ?」

なつ「え? ・・・どうしてここにいるんですか?」

 

坂場「新宿に本を買いにきて、すぐに読みたいからここに入りました」

なつ「わたし、前にここで働いていたんです」

 

坂場「あなたがここで働いていたことと、わたしがこの店に寄ったことは偶然ですよね?」

 

坂場は話を広げてくれません。会話の一方通行。それでもなつは、このお店のバターカリーが格別であることをアピールします。

 

ももっち「わたしたちのを、分けてあげますよ」

坂場「結構です。カレーパンがありますから・・・」

 

坂場はカレーパンを食べようとして、本のページの上に落としてしまいます。

 

坂場「あっ! ああ・・・」

ももっち「ホントに不器用なんですね~」

 

坂場は、自分自身は不器用で、絵も描けないことを明かします。

 

 

 

第13週「なつよ、千遥のためにつくれ」72話・・・“雪次郎の乱”が始まるぞ~

 

【東洋映画】には実写映画・部門もあるのに、なぜ絵も描けない青年がアニメ部門を選んだのでしょうか?

 

 なつ「どうしてアニメーションを選んだんですか? 実写ではなくアニメを・・・」

坂場「アニメは、子どもだけでなく大人にも夢を与えるからです

 

坂場は、フランスのアニメーションに憧れていました。アンデルセンの原作をアニメ化したその作品は、ナチスドイツの恐怖政治を描いていました。ただの子ども向け作品ではなく、大人にも考えさせる内容だったのです。

 

なつは、以前に聞きたかった質問をぶつけます。

 

なつ「アニメーションにしかできない表現、ってなんだと思います?

坂場「ボクの考えでは・・・」

 

マダム「なっちゃん。ごめなさい、お話中に・・・」

 

マダム(比嘉 愛未)が、血相を変えてやってきます。菓子職人見習いの雪次郎が、「急にお店を辞める」と言い出した、というのです。理由は、演劇をやるため。

 

 

 

 

なつは慌てて、【川村屋】の社員寮のドアを叩きます。

 

雪次郎「あ、なっちゃん。どうしたの?」

なつ「どうしたの、じゃないっしょ! (演劇を始めたのは)お兄ちゃんのせい?」

 

雪次郎は、あくまで自分の判断で、劇団の入団テストを受けたことを明かします。しかも、結果が出る前にお店を辞めてしまったのです。

 

なつ「帯広のおじさん、おばさんに何て言うのさ?

 

雪次郎は、実家には伝えていませんでした。

 

雪次郎「なっちゃんとは違う。オレには兄妹がいない。裏切ってしまうことになる」

なつ「ダメ! それは絶対にダメ!

 

 

なつは、嫌がる雪次郎をひっぱって、おでん屋【風車】に連れてゆきます。お店には、亜矢美、咲太郎、煙カスミ(戸田恵子)、付き人のレミ子がいました。

 

ところが、誰も雪次郎を止めようとはしません。そればかりか・・・

 

レミ子「(お芝居では)あんたには負けんからね!

 

 

雪次郎が劇団に加入する流れが、もう出来つつあるのでした。

 

ナレーションのウッチャンがツッコまなかったので、あえて私がツッコミます。

(⇦ なつよ、お前だって、好きな事やってるだろう?)

 

                        第73話へつづく。

 

 

坂場が憧れていたフランス・アニメは、『王と鳥』?

 

劇中で、坂場くんが影響を受けたと話していたフランスのアニメは、1980年公開の『王と鳥』だと思われます。

 

原作は童話作家・アンデルセンの「羊飼い娘と煙突掃除人」。“大人の鑑賞に耐え得るアニメ”として、世界的な評価を受けました。

 

あらすじは・・・

 

タキカルディ王国のシャルル16世は、“やぶにらみの暴君”として、人々から恐れられていました。手元にあるスイッチひとつで、気にくわない部下を次々と始末してゆきます。

(⇦ このあたりが、ナチスの独裁を表現しているのでしょう)

 

しかし、王は孤独でした。

 

城の最上階には、肖像画がかけられています。絵の中では、美しい羊飼いの娘と、煙突そうじの青年と愛し合っていました。

 

シャルル16世も、羊飼いの娘に恋をしていました。嫉妬にくるった彼は、現実世界へ飛び出してきた娘と青年をつかまえようと追っ手を放ちます。

 

その姿は、本当の“暴君”のようでした・・・

 

王は力ずくで娘を横取りして、結婚式をあげてしまいます。

 

しかし、娘や青年を助けようとする者がいました。鳥です。かつて狩りで王様に奥さんを奪われた鳥は、ライオンに協力を呼びかけ、反乱をくわだてるのでした・・・

 

ちなみのこの作品、宮崎駿さん高畑勲さんも、大きな影響を受けたと語っています。