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2分でわかる『なつぞら』71話ネタバレ!“第一印象ヘンな人”は、恋の予感?

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rayoutさんによるイラストACからのイラスト

《第70話までのあらすじ》

アニメ映画『わんぱく牛若丸』の製作がスタートします。なつ、マコ、堀内、茜の4人は、リーダー下山のもとで動画づくりをすることに・・・

 

《チーム下山》の誕生です。

 

今回の作品では、“ライブアクション”という手法が取られます。いちど実際の俳優のお芝居を撮影しておき、その動きや間のとり方をアニメ製作の参考にする方法です。

 

現場では、監督見習いの青年(=坂場 一久)がカチンコを鳴らそうとして、失敗。助監督たちから怒鳴られてしまうのでした。

 

第70話の、詳しいあらすじ&ネタバレについては、こちら!

www.entafukuzou.com

 

 

 

『なつぞら』第71話あらすじ!6月21日(金)放送ぶん

 

 

演出助手の 坂場 一久(中川 大志)は、今度はカチンコを落としてしまいます。

監督の露木(つゆき)も

「お前、ぶきっちょだね~」

と困惑ぎみ。

 

なつは、思わずクスっと笑ってしまいます。

 

 

さて、『わんぱく牛若丸』の作画作業が本格的にはじまります。《作画課》には“三つ穴のタップ”という、作画用紙を固定するための道具も導入され、効率がアップしていました。

 

 

作業も山場をむかえた、ある日のこと。《作画課》を、坂場 一久が訪ねてきて、下山(川島明)に質問します。あの不器用な青年です。

 

坂場「この動画のうごき、これでいいんですか?」

 

坂場が指摘したのは、馬に乗った牛若丸が、ガケをかけ下りるシーン。馬の表情と動きに、違和感があるらしいのです。この動画を担当したのは、なつでした。

 

なつ「わたしが描きました。なにか、おかしいですか?」

坂場「怖がっているなら、体を後ろにのけぞらそうとしませんか? 前に傾けるのではなく・・・」

 

なつ「それじゃ、早く走ってるように見えないじゃないですか。怖がっていることは、表情をみればわかります」

坂場「表情で説明すれば、それで済むんですか?

 

 

なつ「馬がガケを下りていくのに合わせて、牛若丸と馬の顔が伸びたり縮んだりしてますよね? こういうのを・・・」

坂場「“ストレッチ&スクオッシュ”、ですか?」

 

 

※《ストレッチ&スクオッシュ》とは?

 

たとえば、テニスボールが地面にぶつかる場面。

アニメでは、実物よりつぶれたように描きます(=スクオッシュ)。ボールがはね上がるときは、実物より縦長に伸ばして描きます(=ストレッチ)。誇張することで、やく動感を出せるわけですね。

 

 

なつは、ハッとします。なつが勉強していたディズニーの技術理論の本の内容を、坂場も知っていたからです。坂場は、なおも食ってかかります。

 

坂場「でも、リアリティがなければ、ただの説明です。どうして、こんな動きになるんですか?」

なつ「そ、それは・・・牛若丸の性格です! 牛若丸は、わんぱくなんです」

 

 

 

 

71話ネタバレ!第13週「なつよ、千遥のためにつくれ」・・・“ヘンな人”は、恋の予感?

 

 

 

 なつは、苦しまぎれの言い訳をします。ところが坂場は、勝手に納得します。

 

坂場「なるほど。危ない、と注意されても一歩も引かない。のちの“鵯越の逆落とし”(ひよどりごえのさかおとし)につながるわけですね。でも、馬はどうでしょう?」

下山「君の言いたいことはわかった。直すよ」

 

下山が間に入ると、坂場は立ち去ろうとします。しかし、今度はなつが納得できません。

 

なつ「待ってください。リアリティ、って何ですか? 人間や動物のうごきをそのまま描いて、子どもは楽しいんでしょうか?」

坂場「僕にはわからないんです。リアリティを追求しているのか、アニメーション独自の表現を追求しているのか・・・」

 

坂場はクビをひねりながら、《作画課》を退出します。だまってやり取りを聞いていたアニメーターたちは、坂場に感心します。

 

下山「すごい新人が入ってきたね」

堀内「【東洋動画】の問題点をズバリ指摘しやがった。この会社の方向性だよ。どこに向かっているのか・・・」

 

仲「あの新人の言うことも、堀内くんの言うことも正しい。アニメのつくり方に、まだ正解はないのだから」

下山「我々ができる新しい表現を見つけていこう、なっちゃん」

 

なつが席に戻ろうとすると、すかさずマコ(貫地谷しほり)がツッコミます。

 

マコ「奥原さん。あなた、まさか“鵯越の逆落とし”(ひよどりごえのさかおとし)を知らないわけじゃないわよね?」

なつ「えっ? 知ってますよ、そんなこと」

(⇦ 慌てとるがな)

 

なつは急いで机に向かいます。

 

 

 お昼休み。中庭に出たなつは、久しぶりに《仕上げ課》のももっち先輩(伊原 立花)と会います。

 

なつ「今年の新人で、演出助手の坂場、って人、知ってる?」

ももっち「ああ、東大出身の。哲学を専攻してたんですって」

 

なつ「そんな人だったの。生意気なこと、言っちゃった。でも、すっごくヘンな人だった

 

 

そのころ。《製作課》では、ひとりパンをかじりながら、英語の原書を読む坂場のすがたがありました。

 

                      第72話へつづく。

『なつぞら』72話あらすじ&ネタバレ!“雪次郎の乱”が始まるぞ~

 

 

 

『 鵯越の逆落とし』(ひよどりごえのさかおとし)とは?

 

 源氏と平氏の戦いのハイライトに、『一ノ谷の戦い』という合戦があります。

 

兵庫県神戸市須磨区の一ノ谷へとつづく坂は、断崖絶壁でした。鵯越(ひよどりごえ)とは、一ノ谷にある裏山のことを指します。

 

『平家物語』にも、「人のかよふべき様候はず、まして御馬などは・・・」と記されています。

 

「人が通れるガケじゃないべさ。まして、馬なんか、絶対ムリだね!」

というニュアンスですね。

 

ところが、源義経(⇦ 牛若丸が成長)は、違いました。

 

1184年のこと。一ノ谷に陣をかまえる平家を攻めるため、義経ひきいる源氏軍はガケを一気にかけ下り、平氏の背後をついたのです。

 

「まさか、こんな場所から攻めてくるとは・・・」

裏をかかれた平氏軍は、総くずれとなります。

 

義経の思いきりのよさが、源氏を勝利にみちびいたのでした。