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2分でわかる『なつぞら』69話ネタバレ!下山さんの笑顔のウラにあるもの

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《第68話までのあらすじ》

なつは、妹の千遥(ちはる)がおばさんの家を出て、行方知れずとなっていたことを知ります。自分だけ、好きな絵を仕事にしていいのか? なつは自問自答します。

 

そんな彼女を励ましてくれたのが、咲太郎の言葉でした。

「どこかで生きているはずの千遥に、お前が作った漫画映画を見せてやれ!」

 

なつは奮起します。 『常盤御前』(ときわごぜん)のキャラクターデザインを考案して、出勤するのでした。

 

 

第68話の、詳しいあらすじ&ネタバレについては、こちら!

www.entafukuzou.com

 

 

 

『なつぞら』第69話あらすじ!6月19日(水)放送ぶん・・・マコ vs なつ

 

 

 《作画課》では、アニメーターたちが集まって企画会議が行われています。次回作『わんぱく牛若丸』に登場するキャラクターの、イメージ画の検討会です。

 

 

なつは、会社に遅刻してしまいます。ちょうど、主人公・牛若丸のイメージ画が決まったときでした。

 

井戸原「牛若丸は、仲ちゃんの絵で決まりだ。君は出さないのか? そのために遅刻してきたんだろ?

(⇦ さらっと、ウイットに富んだ皮肉を言う上司)

 

なつは遅刻したことを謝罪し、自分が考えた常盤御前(ときわごぜん)のイラストを提出します。

 

 ※常盤御前は、平安時代に実在した女性。源義朝の側室のひとり。牛若丸(=のちの源義経)のお母さんとなります。

 

 

 

検討会は、常盤御前のイメージ画について話し合われることになります。ボードには、アニメータ達が考えてきた、さまざまな常盤御前のイラストが並びます。なつの描いた絵も、貼られます。

 

仲「やっぱり、みんな美人を描こうとするな~。この絵には、一番母性を感じる」

(⇦ 仲さんは、なつの描いた絵を寸評します)

井戸原「仲ちゃんは、なっちゃんびいきだな~

 

すると、堀内が反論します。

 

堀内「しかし、この絵だと常盤御前は、“ただの母親”になってしまいます。最初からいい母親みたいな見た目だと、牛若丸が絶望したときに勇気づける力強さが出ない」

 

井戸原「その点、こっちの常盤御前は、したたかさが出ているな。堀内くん。君の絵か?」

マコ「わたしです」

 

なつが描いたものとは、対照的な常盤御前。ずる賢そうな見た目です。

 

下山「やっぱり、描く人の内面が現われるなぁ

マコ「どういう意味?」

 

マコは、悪賢そうな見た目にした理由を説明します。 

 

マコ「常盤御前は1000人の女性の中から選ばれ、源義朝(みなもとのよしとも)の侍女となり、そこから側室へのぼりつめます。したたかで、強い女性をイメージしました」

 

するとなつは、マコの考えに真っ向から反対します。

 

なつ「私は、そんな怖い母親を子供に見せたくありません。漫画映画は子どもが見るものです

 

 

 

69話ネタバレ!第13週「なつよ、千遥のためにつくれ」・・・下山さんの笑顔のウラにあるもの

 

 

 

 

結局、常盤御前のイメージ画は保留となります。なつの絵もマコの絵も、採用されませんでした。どちらも常盤御前の一面だけしか描かれておらず、奥ゆきが感じられなかったからです。

 

 

お昼休みとなり、なつは中庭でパンをかじっています。なつの気持ちは沈んでいました。妹の千遥のことがずっと気にかかっていたのです。すると、下山(川島 明)が話しかけてきます。

 

下山「何かあったんだね。本官に話して、ラクになりたまえ!」

(⇦ 下山の前職は、警察官です)

 

なつ「私の住んでるおでん屋に、よく来るお客さんの話ですが・・・子どもがいなくなったんです。見つかったら、警察は連絡をくれるものなのでしょうか?」

 

なつは、自分の妹の話であることは伏せます。また、これは戦争孤児が路上で生活していた頃の話なのだ、と付け加えます。

 

下山「ちかくの飲食店に逃げこんできた子どもがいてね。親から人身売買されそうになって、家をとび出したらしい」

 

下山は戦後まもない頃の、浮浪児や家出人の捜索状況について語ります。この時代、生活の貧しさから、子どもを売ろうとする親が後をたちませんでした。しかし、これを取り締まる法律が整備されておらず、警察にもどうにもできない状況でした。

 

 

下山「でも、ボクの先パイはあきらめなかった。法律を勉強して、憲法の条文を調べた。“なんびとたりとも、奴隷的拘束を受けない”という文章を理由に、その子を守ろうとしたんだ」

 

下山の“先パイ”は、子どもを保護することに成功しました。しかし、上司と対立したことから、警察を辞めてしまいます。

 

下山「奇跡ってのは、人間が当たり前のことをする勇気から生まれるものなんだよ」

なつ「その“先パイ”、って下山さん自身のこと、ですか?」

(⇦ 名探偵、なつ!)

 

下山「ぼ、ぼくは勤務日誌に絵を描いていただけだよ」

(⇦ あきらかに動揺! )

 

 

 

さて、午後の仕事が始まります。なつとマコのもとへ、仲さんがやってきます。

 

仲「こんなので、どうかな?」

 

仲さんが描いた常盤御前の絵には、母性もしたたかさも備わっていました。

 

 

 

 

 

なつ「すごい! どうしてこんな絵を描けるんですか」

マコ「わたしは、生い立ちや理屈ばかり考えていました」

 

仲「なっちゃんの言った、“漫画映画は子どもがみるもの”とは、その通りだと思う。子どものチカラをなめてはいけない」

 

なつは、仲さんからホメてもらいますが、反省もしていました。マコの描いた絵を、正面から否定してしまったからです。

 

なつ「マコさん。さっきはすみませんでした」

マコ「謝らなくていい。口に出したことは、仕事で結果を出すしかないのよ」

 

 

年齢・実績に関係なく、よいものを創るために意見を闘わせる・・・【東洋動画】は、まさにプロフェッショナル集団のようです。

 

                        第70話へつづく。