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『スパイダーマン:ホームカミング』あらすじとアベンジャーズ順番

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2019年6月28日にシリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開されます。

 

これを記念して、前作『スパイダーマン:ホームカミング』が地上波テレビ放送されます。

 

この記事では、マーベル映画シリーズにおける順番とつながり、 旧三部作・アメイジング二部作との違いについても説明したいと思います。

 

また、地上波テレビ放送される『ホームカミング』の前に観ておくべき作品もお伝えします。

 

 

 

地上波テレビ放送はノーカット?

 

 2019年7月5日(金)。日本テレビ系列『金曜ロードSHOW!』にて。

 

21:00 ~ 23:09

 

 『スパイダーマン:ホームカミング』の劇場上映時間は、133分。

 

CMや予告などの時間が20分程あることを考慮すると、20~25分のカットがある計算となります。

 

 

 

 

 地上波テレビ放送の1週間前の6月28日(金)には、続編にあたる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開されます。

 

 

 

タイトル、『ホームカミング』の意味は?

 

英語の「Homecoming」には、「帰郷」という意味があります。

 

アメリカのハイスクールでは、卒業生たちを母校にお迎えして、ダンスなど各種イベントを行なう習慣があります。イベントの内容は学校によってさまざま。同窓会や美人コンテストを開くところもあります。

 

とくに盛り上がるのがフットボールなどのスポーツイベントです。校長やコーチなどが体育館に集まって、母校のチームにエールを送り、愛校心を高めます。

 

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の『ホームカミング』は、こういったイベントの合間に行われるパーティのことを指しています。

 

 

『スパイダーマン:ホームカミング』のあらすじ【ネタバレなし】

 

 悪役『バルチャー』誕生の秘話

 

 

時系列は、映画『アベンジャーズ』のすぐ後のこと。宇宙人種族チタウリと、はげしいバトルを繰り広げたマイティ・ソーハルクによって、ニューヨークの街は破壊されてしまいます。

 

産廃処理業者を営むトゥームスたちは、ガレキの撤去を請け負っていました。

 

ところが、【ダメージコントロール局】を名乗る者たちによって、作業場からを追い出されてしまいます。【ダメージコントロール局】とは、政府とトニー・スターク(=アイアンマン)の会社が設立した機関です。

 

「ヒーローたちが壊した街をキレイにしているのに、そのヒーローから仕事を奪われるなんて・・・」

 

仕事を失ったトゥームスと従業員たちは、まだ政府に提出していなかったチタウリの残骸を利用できないか、考えます。研究をすすめ、ハイテク武器の開発に成功します。

 

 

それから8年。トゥームスたちはハイテク武器を密売してお金をかせぐ一方で、飛行用スーツ『バルチャー』の開発にも成功していました。トゥームスはこの飛行スーツを着用して、兵器倉庫に侵入し、資材を盗んでいたのです。

 

 

高校生ピーター、トニー・スタークからスカウトされる

 

 時系列は、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の中盤あたり。

 

高校生のピーターは、自作のスパイダー・スーツ着用し、ご近所のパトロールをしていました。そんな彼のもとに、トニー・スタークがやってきます。ピーターの活躍を、トニーは知っていました。

 

当時、『アベンジャーズ』のメンバーたちは、活動をめぐって意見が対立していました。

① 国連の管理の下で、活動を行なう・・・アイアンマン陣営(トニー)

② 自分たちの意思で、活動する。・・・キャプテン・アメリカ陣営

 

ピーターはトニーにスカウトされ、スターク社の開発した新しいスパイダー・スーツをもらいます。

 

ピーターは『スパイダーマン』としてアイアンマン陣営に加わり、キャプテン・アメリカ陣営との戦い“シビルウォー”に参加したのでした。

 

 

 友だちのネッドに、正体がバレてしまう

 

 

“シビルウォー”のあと、ピーターはトニーから「必要なときは連絡する」と言われていました。

 

ピーターは、トニーからの連絡を心待ちにしながら、高校生活を送っていました。学校が終わると、スパイダーマンとなってご近所のパトロールをしていたのです。

 

ある日。ピーターは、食料雑貨店のATMからお金を盗もうとしている強盗集団をみつけます。強盗に立ち向かうピーターでしたが、相手は青い光線をだす武器をもっていました。

 

相手の武器は強力で、お店をふっとばす程でした。ピーターは、着替えをいれたリュックをなくしてしまいます。仕方なくスーツを着たまま戻ると、自宅には友達のネッドがいました。

 

“ピーター=スパイダーマン”であることが、ネッドにバレてしまいます。

 

 トニー(アイアンマン)に、自分の力を認めてもらいたい!

 

 

学校にいても、ピーターの心は落ち着きません。ネッドにいつ秘密をバラされるか、わからないからです。

 

そんなとき、ピーターが片思いしているリズが、スパーダーマンのことを話題にします。

 

同級生にバカにされ、我を忘れていたピーターは

「ボクはスパイダーマンの友だちだ!」

と、つい口をすべらせてしまいます。その発言が、リズの耳に入ってしまいます。

 

ピーターとネッドは、リズのホーム・パーティにスパイダーマンを連れてゆく約束をしてしまいます。

 

パーティーの当日。ピーターは服の下にスパイダー・スーツを着て、出かけます。しかしパーティーの途中、ピーターは、遠くのほうで強烈な光線がはなたれているのを見つけます。

 

パーティーを抜け出したピーターは、光のほうへ向かいます。ピーターは、売人(=トゥームスの仲間)が、街のギャングにハイテク武器を売っている現場に出くわします。

(⇦ 先日のATM強盗が使っていたのも、トゥームスたちが開発した武器だったのです!)

 

売人の後を追いかけるピーターの前に、『バルチャー』(=飛行スーツを着た、トゥームス)が立ちはだかります。

 

ピーターをつかまえた『バルチャー』は、上空へ上昇。ピーターを川の中へ突き落とします。

 

糸がからまって動けない! 危ない!

 

おぼれそうになったピーターを救ってくれたのが、アイアンマン(=トニー)でした。トニーは、ピーターに説教します。

子どもは、危険なことに関わるな!

 

 

自分のチカラを認めてもらいたいピーターは、トニーに内緒で単独行動をとるのでしたが・・・

 

 

 

 

 

『スパイダーマン』シリーズ製作の順番と、旧作との違い

 

サム・ライミ版、アメイジング、マーベル新シリーズ

 

アメリカのコミック、「マーベル・コミック」の人気キャラクターを実写化した映画シリーズ『スパイダーマン』。

 

これから公開される『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を含めると、全部で7作品になります。

 

しかし、全てつながっているわけではありません。大きく3つに分類されます。

 

1:サム・ライミ監督版『旧三部作』

 

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① 『スパイダーマン』(2002年)

② 『スパイダーマン2』(2004年)

③ 『スパイダーマン3』(2007年)

      ⇩  

 いったんリニューアル

 

2:マーク・ウェブ監督版『アメイジング二部作』

 

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① 『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)

② 『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)

3作目の予定もあったけれど、打ち切り。

      ⇩

 マーベル映画シリーズ(MCU)の一作品として、リニューアル

 

 

3:ジョン・ワッツ監督版『マーベル新シリーズ』

 

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年6月公開)

 

 

おおざっぱに言うと、一度リセットしたものを、もう一度リセットしているのです。

 

 

 

 

初めて『スパイダーマン:ホームカミング』を見ると言う人は、過去の『スパイダーマン』5作品をみる必要はありません。というのも、まったくの別物だからです。

 

2度目のリニューアルにあたって、設定そのものが大幅に変更されています。

 

単独のスーパーヒーローではなく、あくまで地球の各地で活躍するヒーローたちの一人として描かれているのです。

 

 

過去5作と、『ホームカミング』との違い

 

世界観が違う!

 

『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、現時点で24作あるマーベル映画シリーズの一作品という扱いです。

 

 

・サム・ライミ版3作、アメイジング2作 ⇨ 他の作品からは独立している。

・ジョン・ワッツ監督版 ⇨ 他のコミックヒーローたちと世界観を共有している。

 

 

確認:サム・ライミ版『旧三部作』、マーク・ウェブ版『アメイジング二部作』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とはまったくの別物である!!

 

 

 スパイダーマン(=蜘蛛男)に変身できるようになった経緯が、描かれていない!

 

 過去作

 

サム・ライミ版の第1作、マーク・ウェブ版のアメイジング第1作では、スパイダーマン誕生の経緯が描かれています。

 

 主人公のピーターは、両親をなくし、おじさんとおばさんに育てられているという設定。

 

お父さんの友人だった博士の研究所を訪れている際、研究中のクモに噛まれてしまいます。

 

ピーターは遺伝子の突然変異によって、クモの能力を身につけます。その能力を生かし、街をパトロールするヒーローとなるのです。

 

 『スパイダーマン:ホームカミング』

 

 これに対して『スパイダーマン:ホームカミング』では、スパイダーマンがどうのように誕生したかが、はっきり描かれません。

 

(⇦ わずかに瞬間的な回想シーンがはさまれ、クモにかまれた過去があるらしい事はわかります。しかし、明確な説明はありません)

 

MCUシリーズにおいてスパイダーマンが初登場となるのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』です。しかし、この作品でも、ピーターは初めから特殊能力を身につけた状態で登場します。

 

 

アベンジャーズシリーズにおける、『スパイダーマン』の順番と繋がり

 

 『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』といったコミックヒーローたちを、同じ世界観の中で描いた映画シリーズが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)です。

 

 

単体作品ではヒーローの誕生秘話や個別の戦いを描き、『アベンジャーズ』でみんな集まって強大な敵に立ち向かうのが主な流れです。

 

その中で、スパイダーマンはアベンジャーズの一員になりたいと願う、“ヒーロー見習い”という位置づけ。

 

 

以下に、マーベル映画シリーズにおける『スパイダーマン』作品の順番とつながりを示しました。『スパイダーマン』の単体作品を赤字、わき役として、またはアベンジャーズの一員として登場する作品は青字で示しました。

 

(⇦ で示された項目は、『スパイダーマン:ホームカミング』のストーリーに関わる、重要な出来事)

 

 また、関連が深い作品、観ておくと理解が深まるであろう作品は太字で示しました。

 

 

フェーズ1

 

1.『アイアンマン』(2008年)

2.『インクレディブル・ハルク』(2008年)

3.『アイアンマン2』(2010年)

4.『マイティ・ソー』(2011年)

5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)

6.『アベンジャーズ』(2012年)

(⇦ エイドリアン・トゥームスが、残骸の持ち出し禁止を命じられる)

 

フェーズ2

 

7.『アイアンマン3』(2013年)

8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)

9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)

10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)

11.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)

12.『アントマン』(2015年)

 

 

フェーズ3

 

13.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)

(⇦ 自作のスパイダースーツで人助けをしていたピーターは、トニーにスカウトされる)

14.『ドクター・ストレンジ』(2016年)

15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)

16.『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)

17.『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)

18.『ブラックパンサー』(2018年)

19.『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)

20.『アントマン&ワスプ』(2018年)

21.『キャプテン・マーベル』(2019年)

22.『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)

23.『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年6月公開)

 

 

これから公開される『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の始まりは、ひとつ前の作品『アベンジャーズ/エンドゲーム』の重要なネタバレを含んでいます。

 

できれば、先に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観ておいたほうが良いでしょう。

 

 

 

 

初心者が『スパイダーマン:ホームカミング』の前に見るべき作品は?

 

今回の地上波テレビ放送で、初めてスパイダーマンの世界にふれる人は、サム・ライミ版やマーク・ウェブ版を観る必要はないでしょう。

 

こちらを観ていると、かえって設定の違いに混乱します。

 

現在進行形でシリーズが作られ続けている、マーベル映画を見るほうがオススメです。そうはいっても、マーベル映画シリーズ(MCU)を「イチから順番に、15作も観てられないよ」という人もいるでしょう。

 

 

それならば、マーベル映画シリーズ(MCU)の13作目にあたる、シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』だけでも見ておく事をオススメします。

 

同シリーズに、ピーターが初登場する作品であり、トニー(=アイアンマン)とスパイダーマンの師弟関係がわかる内容だからです。

 

 

もう少し余裕のある人は、第1作目『アイアンマン』と第6作目『アベンジャーズ』を観ておくのもよいかもしれません。

 

ピーターの師匠となるトニー(=アイアンマン)とは、どんな人物なのか? ピーターがあこがれるアベンジャーズとは、どんなヒーローチームなのか?

 

それらをわかっていると、『スパイダーマン:ホームカミング』もより楽しめるでしょう。