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『なでしこジャパン』の実力は?2019W杯メンバーと世界ランキングの推移

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2019年6月8日(土)から、サッカーの女子ワールドカップが始まります。

 

2011年の決勝でPK戦の末にアメリカを破って、世界一となってから8年。現在の『なでしこジャパン』の実力はどれくらいなのでしょうか?

 

この記事では、サッカー女子日本代表メンバーをご紹介し、世界ランキングなど現在の実力について考察してゆきます。

 

 

 

『なでしこジャパン』フランスワールドカップ2019 代表メンバー

 

 

8年前の優勝を知るのは、鮫島・宇津木・熊谷・阪口・岩渕の5人!

 

 

2019年にフランスで開催される、女子ワールドカップの代表選手。

 

最初の数字は背番号。名前の後ろは大会開幕 時点の年齢、所属チームです。また、赤字は2011年の優勝メンバー。青字は2014年の17歳以下の女子ワールドカップ優勝メンバー。

 

 

GK(ゴールキーパー)

 

1 : 池田 咲紀子(いけだ さきこ)(26)・・・浦和レッズ・レディース

18 : 山下 杏也加(やました あやか)(23)・・・日テレ・ベレーザ

21 : 平尾 知佳(ひらお ちか)(22)・・・アルビレックス新潟・レディース

 

 

DF(ディフェンダー)

 

3 : 鮫島 彩(さめしま あや)(31)・・・INAC神戸・レオネッサ

2 : 宇津木 瑠美(うつぎ るみ)(30)・・・レインFC(米国)

4 : 熊谷 紗希(くまがい さき)(28)・・・オリンピック・リヨン(フランス)

23 : 三宅 史織(みやけ しおり)(23)・・・INAC神戸・レオネッサ

22 : 清水 梨紗(しみず りさ)(22)・・・日テレ・ベレーザ

5 : 市瀬 菜々(いちせ なな)(21)・・・マイナビ・ベガルタ仙台・レディース

16 : 宮川 麻都(みやがわ あさと)(21)・・・日テレ・ベレーザ

12 : 南 萌華(みなみ もえか)(20)・・・浦和レッズ・レディース

 

 

MF(ミッドフィルダー)

 

10 : 阪口 夢穂(さかぐち みずほ)(31)・・・日テレ・ベレーザ

7 : 中島 依美(なかじま えみ)(28)・・・INAC神戸・レオネッサ

15 : 籾木 結花(もみき ゆうか)(23)・・・日テレ・ベレーザ

14 : 長谷川 唯(はせがわ ゆい)(22)・・・日テレ・ベレーザ

6 : 杉田 妃和(すぎた ひな)(22)・・・INAC神戸・レオネッサ

17 : 三浦 成美(みうら なるみ)(21)・・・日テレ・ベレーザ

 

 

FW(フォワード)

 

 9 : 菅沢 優衣香(すがさわ ゆいか)(28)・・・浦和レッズ・レディース

8 : 岩渕 真奈(いわぶち まな)(26)・・・INAC神戸・レオネッサ

20 : 横山 久美(よこやま くみ)(25)・・・AC長野パルセイロ・レディース

11 : 小林 里歌子(こばやし りかこ)(21)・・・日テレ・ベレーザ

19 : 遠藤 純(えんどう じゅん)(19)・・・日テレ・ベレーザ

13 : 宝田 沙織(たからだ さおり)(19)・・・セレッソ大阪堺・レディース

 

 

 

 世界を制したベテランと、若い世代の融合

 

 2011年の女子ワールドカップ・ドイツ大会の優勝メンバーが、5人。

 

高倉 監督が率いた、2014年の17歳以下の女子ワールドカップ優勝メンバーが、6人。このうち、宮川、南、遠藤の3人は、2018年に開催された20歳以下のW杯でも優勝しています。

 

さらに年齢と代表歴をみてゆくと、23人のうち14人が23歳以下。前大会の佐々木ジャパンがベテラン中心だったのに比べ、高倉ジャパンは若手中心の編成となっています。

 

 

 

 

 

『なでしこジャパン』2019現在の実力は? 世界ランキングと対戦成績から考察!

 

  

 直近1年の世界ランキングの推移・・・日本は7位!

 

 『なでしこジャパン』は、世界においてどのような位置にいるのでしょうか? 実力をはかる目安となる、女子サッカー世界ランキングを示します。

 

左端が2019年3月に発表された、最新のランキング。

右側は、(2018年の)12月 ⇦ 8月 ⇦ 6月 ⇦ 3月という順位変動の推移です。

 

 

1位: アメリカ・・・1位 ⇦ 1位 ⇦ 1位 ⇦ 1位

2位 : ドイツ・・・2 ⇦ 2 ⇦ 2 ⇦ 2

3位 : イングランド・・・4 ⇦ 3 ⇦ 5 ⇦ 2

4位 : フランス・・・3 ⇦ 4 ⇦ 3 ⇦ 5

5位 : カナダ・・・5 ⇦ 5 ⇦ 4 ⇦ 4

6位 : オーストラリア・・・6 ⇦ 6 ⇦ 7 ⇦ 6

7位 : 日本・・・8 ⇦ 7 ⇦ 6 ⇦ 11

8位 : オランダ・・・7 ⇦ 10 ⇦ 12 ⇦ 7

9位 : スウェーデン・・・9 ⇦ 9 ⇦ 9 ⇦ 9

10位 : ブラジル・・・10 ⇦ 8 ⇦ 8 ⇦ 8

 

日本は、2019年3月現在、世界ランキング7位です。

 

 

2011年の優勝も、奇跡的な勝利の連続だった!

 

優勝した、2011年のワールドカップ・ドイツ大会。『なでしこジャパン』の大会前の世界ランキングは、4位でした。

 

しかし、このときも決して優勝候補の本命ではありませんでした。当時の大本命は、アメリカとドイツ。

 

日本は、世界ランキングほどの評価は受けていませんでした。過去の大会で、決勝トーナメントに進出するのも苦労していたからです。

 

 

・1991年の中国大会・・・グループリーグ敗退

・1995年のスウェーデン大会・・・ベスト8

・1999年のアメリカ大会・・・グループリーグ敗退

・2003年のアメリカ大会・・・グループリーグ敗退

・2007年の中国大会・・・グループリーグ敗退

・2011年のドイツ大会・・・優勝

・2015年のカナダ大会・・・準優勝

 

 

2011年は、直前に東日本大震災が発生。出場そのものを辞退すべきだ、という意見もあった中での参加でした。

 

それが、粘り強い守備とあざやかなパスワークで、決勝トーナメントへ進出。準々決勝でドイツ、決勝でアメリカを撃破! 下馬評をくつがえしての、奇跡的な優勝でした。

 

 

 

日本は、ワールドカップ2019の優勝候補の本命ではない!

 

海外のブックメーカーの、今大会の優勝予想オッズはどうなっているのか? ブックメーカー大手3社の予想を総合すると・・・

 

本命は、アメリカフランス。これに次ぐのが、ドイツ、イングランド。日本は5番手、6番手の優勝予想となっています。

 

その理由のひとつが、若手選手の経験不足

 

今回の『なでしこジャパン』平均年齢は、24歳。出場国の中で、3番目に若いチーム編成です。

 

現在21歳前後の選手たちの中には、ジュニア世代の大会で優勝したメンバーもいます。しかし、年齢制限のないフル代表での実績はありません。タフなベテラン選手の揃う上位国とは、実力差があるとみられているのです。

 

それを裏付けるデータがあります。

 

 

『なでしこジャパン』は、ランキング上位国に負け越している!

 

2016年4月に高倉 監督が就任してからの、ランキング上位国との対戦成績を調べてみました。

 

2016年


6/3・・・ △ 3 ー 3 対アメリカ

7/21・・・ ● 0 ー 3 対スウェーデン

 

2017年 

3/8・・・ ● 2 ー 3 対オランダ

6/19・・・ ◯ 1 ー 0 対オーストラリア

7/27・・・ △ 1 ー 1 対ブラジル

7/30・・・ ● 2 ー 4 対オーストラリア

8/3・・・ ● 0 ー 3 対アメリカ

 

 

2018年

 

2/28・・・ ● 2 ー 6 対オランダ

3/7・・・ ● 0 ー 2 対カナダ

4/13・・・ △ 1 ー 1 対オーストラリア

4/20・・・ ◯ 1 ー 0 対オーストラリア

7/26・・・ ● 2 ー 4 対アメリカ

7/29・・・ ● 1 ー 2 対ブラジル

8/2・・・ ● 0 ー 2 対オーストラリア

 

 

2019年

 

2/27・・・ △ 2 ー 2 対アメリカ

3/2・・・ ◯ 3 ー 1 対ブラジル

3/5・・・ ● 0 ー 3 対イングランド

4/4・・・ ● 1 ー 3 対フランス

4/9・・・ △ 2 ー 2 対ドイツ

 

 

 

ランキング上位10か国との対戦成績は、3勝5分け11敗。厳しい現実です。

 

ランキング8位のオランダ、9位のスウェーデンにも負けていることを考慮すれば、現在の実力は9~10位といったところでしょうか。

 

トップ4とは、相当の実力差があるのが現状です。

 

 

ただし、これには理由もあります。

・守備のかなめ、熊谷紗希を招集できない試合が多かった。

・佐々木 前監督が世代交代に失敗し、フル代表の経験のある選手が少ない。

・若い選手たちを呼んで、試している。

 

高倉 監督は、ユース世代の教え子たちを積極的に起用。経験を積ませています。これは今大会だけでなく、4年後、8年後まで見すえた強化だと思われます。

 

若い選手が急成長を遂げれば躍進もあるでしょうが、今回は“我慢の大会”となる可能性もあります。

 

 

まとめ

 

なでしこジャパンの選手たちは、働きながらサッカーをしている人がほとんど。それでも、女子サッカーの待遇改善のため、戦っています。

 

勝っているときだけ応援するのではなく、苦しい時もエールを送る・・・そんなサポーターが一人でも増えることを、願ってやみません。