《第40話までのあらすじ》
泰樹じいちゃんは、なつの東京行きをサポートしてくれるよう、雪之助さん・とよばあさんに頼んでおいてくれました。
それを知ったなつは、心苦しくなります。まだ、アニメーターになりたい、という本心を言ってないからです。
第40話の、詳しいあらすじについては、こちら!
5月17日(金)放送!『なつぞら』第41話・あらすじ・・・とよばあちゃんの勇気をくれる一言
なつは、【雪月】のとよばあさんの元を訪れます。
なつ「ばあちゃん。わたしはズルい! じいちゃんを裏切ってしまった」
なつの話を、とよばあさん、雪次郎、雪之助さん、妙子さんは親身になって聞いてくれます。
雪之助「【川村屋】のマダムが言ってたぞ。“いつでも東京に来ていい。なっちゃんがよければ、【川村屋】で雇ってもいい”、って・・・」
雪次郎「オレもなっちゃんがいたら、心強い」
妙子「あんた、なっちゃんを頼ろうとしてるだろ? あんたが支えてやらないと・・・」
雪次郎「オレがついてるよ、なっちゃん」
妙子「しらじらしい」
しかし、なつは誰かの世話になることが、心苦しいようです。泰樹じいちゃんに対しても、恩返しをしないまま出てゆくことが申し訳ないのでした。
なつ「自分勝手な理由で、あそこを出たいと思ってるのさ。私はじいちゃんをだましてしまった事になった」
とよ「なっちゃん。東京に行くべきだ。だけど、そういう気持ちもじいちゃんに言ったらいい。なっちゃんとじいちゃんは、何でも言い合える仲になったんだべ? 」
とよばあさんの一言は、なつを強い気持ちにさせてくれます。なつは、【雪月】の小畑家一家に、心から感謝するのでした。
この日はスタジオが雪景色セットだったので、広瀬すずさんもニット帽にマフラーと手袋で冬装備。なつが子どものころから大好きな店「雪月」の前でパチリ。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず pic.twitter.com/yNttv3rQhV
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年5月16日
第7週「なつよ、今が決断のとき」41話・・・泣ける!じいちゃんの名言
なつが【柴田牧場】に戻ってくると、悠吉おじさん、菊介さんが声をかけてきます。
悠吉「東京行くってホントかい? そのまま帰らないこともあるのかい?」
なつ「・・・」
悠吉「帰ってこなきゃダメだ! おやっさん(=じいちゃん)の気持ちもわかってやれねえべか?」
菊介「おやじ! 俺たちが口を挟むことでねえ!」
悠吉「オレだって、なっちゃんを家族だって思ってるんだ!」
菊介「俺だってそうだよ。家族だから、待っててやろう」
すると、泰樹じいちゃんが牛舎に入ってきます。なつは、じいちゃんにホントのことを話そうとしますが・・・
なつ「じいちゃん・・・」
泰樹「ここにいるときは、牛のことだけ考えろ!」
なつは、タイミングを逃してしまいます。
そして、晩ごはんの時間になります。
泰樹「ごちそうさん」
じいちゃんは、いち早く寝室に下がろうとします。なつは、じいちゃんを追いかけると、その場にひざまづきます。
なつ「じいちゃん、ごめんなさい! わたし、嘘ついてました。本当は東京に行きたいのは兄に会うためじゃない。やりたいことがあるんです!」
剛生「やりたいこと、ってなに?」
(⇦ のんきに口をはさむお父さん!)
富士子「黙って聞いてやればいいべさ」
なつ「漫画映画を作りたいのさ。作れるかどうかわからんけど、やってみたいのさ。挑戦してみたいのさ。
じいちゃんが一人で北海道の来て開拓したみたいに、私、挑戦したい。わたし、じいちゃんみたいになりたい。
ごめんなさい。酪農やじいちゃんを裏切っても、わたしはやりたい」
泰樹「なにが裏切りじゃ。ふざけるなっ!」
じいちゃんは両方の手のひらで、なつのほっぺたをポンポン、と触ります。
泰樹「よく言った。それでこそ、わしの孫じゃ。行ってこい!
東京を耕してこい! 開拓してこい!」
なつ「じいちゃん・・・」
泰樹じいちゃんはもう一度、なつの頬をポンポンとたたきます。それは、不器用なじいちゃんの、精一杯のエールでした。
照男「それがなつの夢だったのか」
夕美子「最初っからそう言えばいいのよ」
なつは、天陽くんに報告しに行きます。なつは、会うなり天陽くんに抱きつきます。
なつ「天陽く~ん。許してくれた。じいちゃんが認めてくれた。
天陽くんのおかげ。ありがとう!」
天陽「そうか」
天陽くんとの別れも、せまっていました。
第42話へつづく。