《第38話までのあらすじ》
なつは、家族のみんなにお願いします。
「お兄ちゃんをそばで支えたい。東京へ行かせてください」
泰樹じいちゃんは、烈火のごとく怒ります。
「わしの勝手につき合う必要はない。今すぐ出ていけ!」
なつは家を飛び出そうとしますが、剛生さんや富士子さんに説得され、ひとまず高校を卒業することに決めたのでした。
第38話の、詳しいあらすじについては、こちら!
5月15日(水)放送!『なつぞら』第39話・あらすじ・・・照男と沙良、愛が生まれた日
なつ(広瀬すず)は、天陽くん(吉沢亮)の家に遊びにきていました。天陽くんは、本音を言わなかったわけを問いただします。
天陽「なんでウソついたんだ? 東京に行きたい本当の理由は、アニメーションだろ!」
なつ「言えんかった。“酪農よりやりたいことがある”なんて言ったら、じいちゃんを裏切ることになる」
天陽「言わないほうが裏切りだよ!」
なつ「東京に行ったって、(アニメーターの仕事が)できるかどうか、わからない」
天陽「そんなヤツ、東京に行ったって、何もできないよ!」
天陽がかぶっているつぎはぎだらけの帽子は、扮装部さんが手で縫ったもの。お似合いなので、スタジオで吉沢亮さんをパチリ。#朝ドラ #なつぞら #吉沢亮 pic.twitter.com/5FihMS8vgI
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年5月14日
富士子さんと照男は、山奥に住む弥一郎・沙良 親子の家をたずねます。先日、遭難したなつを助けてもらったお礼を言いにきたのです。
照男(清原翔)は、せめてものお礼として、【柴田牧場】でしぼった牛乳を持ってきました。
照男「これは、ウチの牛乳です」
沙良「あ。どうもすみません」
照男「あ、いえ。重いので・・・」
沙良(北乃きい)が受け取ろうとすると、照男は自分で奥まで運んであげます。
弥一郎(中原 丈雄)は、なつが泊まったときの様子を語ってくれます。
弥一郎「あの子はひと晩中、寝ないで絵を描いていた。すさまじい集中力だ」
部屋には、彫刻家の弥一郎の作品がたくさん置かれています。なつはこれらを全てスケッチした、というのです。
沙良は、野菜の煮物に、もらったばかりの牛乳をたっぷりとかけます。沙良の上品なふるまいに、照男は目をうばわれます。
沙良が煮込み料理をさしだすと、照男はをおいしそうに食べます。今度は沙良が、そんな照男のようすを微笑ましく見守ります。
(⇦ 出会ったその日に、両ひとめぼれ。うらやまし~)
照男が阿川家に牛乳を届けるシーンのスタンバイ中。カメラに気づいてピースをしてくれた清原翔さん♪#朝ドラ #なつぞら #清原翔 pic.twitter.com/5g0oLr98nf
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第7週「なつよ、今が決断のとき」39話・・・なつの意味深なセリフ
なつは、天陽くんの家で晩ご飯をごちそうになっていました。天陽くんの母・タミさんと、父・正治さんも一緒です。
ここでも、天陽くんはしきりに東京行きをすすめます。
天陽「ウチの兄ちゃんは、あの会社(=アニメ制作会社)で働いているんだ。兄ちゃんに頼めばいい」
タミ「おばさんが、手紙を書いてあげようか?」
天陽「なっちゃんが自分で書けばいいだろ。なっちゃん。人間の生き方は良いも悪いもないんだ。自然になればいい。
自分がどう生きたいか、素直にしたがえばいい。悩むことないんだ」
帰宅した富士子さんは、なつの勉強机に並んでいるノートを抜き出します。富士子さんがノートをめくると、そこにはたくさんの絵が描かれていました。
牛舎で仕事をする泰樹じいちゃん、悠吉さん、菊介さん・・・躍動感のある、なつの絵であふれていたのです。
別のノートには、弥一郎の家の木彫りの置物の絵が・・・ノートの後ろのほうには、木を彫る弥一郎の姿が、コマ割りのアニメのように描かれていました。
富士子さんの顔から、笑みがこぼれます。
そこへ、夕美子(福地桃子)が通りがかります。
夕美子「なに勝手に人のノート、見てるの?」
富士子「これ、知ってた?」
夕美子「なつの落書きは病気よ」
富士子さんは、部屋のすみを見つめます。壁には、なつがアニメーターの仲からもらった、セル画のウサギが貼られていました。
富士子「あの子・・・本気だったんだ」
その頃。なつは、天陽くんの家から帰るところでした。
天陽「なっちゃん。泰樹さんだって、一人で海を越えて北海道に渡ってきたんだ。泰樹さんは見本だろ?
なっちゃんがどうすべきか、自然とわかるだろ?」
なつ「わかった・・・天陽くん。そんなに応援しないでよ」
(⇦ ラストのセリフは意味深でした。この言葉には、なつの複雑な気持ちが隠されている気がします。
もし、なつが天陽くんのことを好きだったら・・・北海道に残るように言ってほしかったのでは?)
第40話へつづく。
あさイチの朝ドラ受け
近江アナ「大吉さんとも話してたんですけど・・・照男さん、あそこで(沙良と出会ったときに)愛が生まれたんじゃないかと・・・」
華丸「『愛が生まれた』って、藤谷美和子さんじゃないんですから」
※『愛が生まれた日』は、藤谷美和子さん&大内義昭さんデュオによるヒット曲。