映画ときどき海外ドラマ

ドラマや映画の感想・ネタバレなど、エンタメ全般を楽しむサイト。たま~に雑学も。

『歌舞伎町弁護人 凜花』4話ネタバレ!勇気をくれる「北風と太陽」本当の話

f:id:entafukuzou:20190519171942j:plain

※この記事は、約4分で読めます。

朝倉あきさん主演のBSテレ東のドラマ、『歌舞伎町弁護人 凜花』第4話のあらすじ&ネタバレをお送りします。

 

ドラマの中で例え話として出てきた、イソップ童話『北風と太陽』の解釈がとても興味深い回でした。

 

お色気ありのセクシードラマとして宣伝されているため、見る人を選びそうですが、1話完結ものとしての“型”をもっています。難しいことを考えずに視聴できるドラマです。

 



第3話の詳しいあらすじ&ネタバレについては、こちら。
www.entafukuzou.com

 

 

 

 

ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』第4話・あらすじ

 

 

会社ぐるみの隠ぺい工作! 依頼人の我慢も限界?

 

 

【JMエンタープライズ】社のOL・沢井 順子(山崎 真美)は、猪原(いのはら) 課長からセクハラを受けていました。

 

順子は上司を訴えるべく、凜花(朝倉 あき)に相談を持ちかけます。ところが、凜花の後輩・蘭(山地 まり)が、【JMエンタープライズ】側の弁護につきます。

 

 

順子は、会社側が組織ぐるみで事実をもみ消そうとする姿をみて、幻滅します。そればかりか、部長や課長たちは、セクシービデオに出演していた順子の過去をほじくり返そうとしたのです。

 

すっかり意気消沈した順子は、訴えの取り消しを凜花に求めるのでした・・・

 

 

 

 

そんなことがあっても、順子は【JMエンタープライズ】に出社し続けていました。ところが、順子がデスクワークをしていると、会社のパソコンに動画が流れます。

 

順子の出演したビデオの映像でした。順子がトイレに逃げこむと、猪原 課長がやってきます。

 

猪原「つらそうな顔して、何かあったのかい? 調子に乗るから、痛い目に遭うんだよ」

 

猪原 課長たちが嫌がらせをしているのは、明らかです。

 

 

 

凜花(朝倉 あき)は、会社から帰ろうとする順子に声をかけます。

 

凜花「この前は、ちゃんと守ってあげられなくてごめんなさい。“依頼を取り消す”、って言ってたけど、考え直してもらえないかな?」

順子「会社に、ビデオの動画が出回っていました。わたしが弁護を頼まなければ、こんな事にならなかったのかな。もうこれ以上、頑張れません

 

順子はすっかり気力をなくしていました。

 

 

新説? 『北風と太陽』の本当のお話

 

f:id:entafukuzou:20190512063905j:plain

ステファニーさんによるイラストACからのイラスト

 

凜花は、事務員の牛島(武田 航平)と一緒に、行きつけのバーでやけ酒を飲みます。しのぶママ(岡田 浩暉)は、イソップ童話の『北風と太陽』の話を持ち出して、凜花をはげまそうとします。

 

 

※『北風と太陽』とは・・・北風と太陽が、“旅人のマントを脱がしたほうが勝ち”、という勝負をするお話。

 

北風がびゅーびゅー吹いても、旅人はマントをがっちりつかんで放しません。太陽がさんさんと照りつけると、旅人は暑さのあまり、マントを脱いでしまいます。

 

このお話の教訓は、「力任せのやり方ではなく、寛大なやり方のほうがうまくゆく時もある」「人の気持ちは思い通りにならない」ということでしょう。

 

 

 

 凜花はお酒を飲んで、荒れています。

 

しのぶ「今日の凜花ちゃんは、いつもの強気な北風さんとは違うかんじね」

牛島「『北風と太陽』の話ですね?」

 

凜花「どうせ、わたしは北風。太陽には勝てないんでしょ?」

しのぶ「知ってる? 『北風と太陽』には、もうひとつ別のお話があるのよ

 

凜花「えっ?」

しのぶ「北風と太陽は、実は先にもうひと勝負やってたの。“どっちが先に、旅人の帽子を脱がせられるか?”、って勝負」

 

牛島「どうなったんですか?」

しのぶ「太陽がさんさんと照らすと、旅人はまぶしくって帽子を深くかぶり直すの。

でも北風が思いっきり吹くと、旅人の帽子は飛ばされるのよ」

 

牛島「北風が勝った?」

しのぶ「勝ち負けとか、どっちが上か下か、じゃないのよ。大事なのはその人にいま、何が必要なのか、ってこと」

 

 

 

 

 

ドラマ『 歌舞伎町弁護人 凜花』第4話・ネタバレ

 

 

闘いか? 断念か? 順子の本当の気持ち

 

凜花は、再び【JMエンタープライズ】社の前で聞きこみをします。セクハラ問題について証言してくれる女性社員がいないか、探すためです。

 

凜花「会社から圧力をかけられてるんですよね? あなた達、以前、なにか話そうとしてくれたでしょ?」

女性社員「ムダです。弁護士さんには、なにもできない。今までだってそうだった」

 

 

 

すると、順子がやってきます。順子は、あきらめずに聞きこみを続ける凜花を、冷めた目で見ていました。

 

順子「わたし、もういいんです。会社も辞めるつもりです」

凜花「それは違うよ。人は誰だって、過ちや失敗を犯すの。でも、その1回ですべてが終わるわけじゃない。人生は、まだ続くから。

過去は関係ない。いくらだってやり直せるから!」

 

 

順子「すごいんですね。凜花先生って・・・」

凜花「私がもっとうまく立ち回っていたら、と思う。でも、今からだって遅くない。

勇気をもって告発してくれた順子さんの気持ちを大切にしたいの。

わたしに、順子さんの本当の気持ちを聞かせて!

 

 

凜花は自分が無力だったことを謝り、それでも順子のために闘いたい、と決意を語ります。凜花のストレートな気持ちは、あきらめかけていた順子の心に火をつけます。

 

 

順子「ほんとは悔しい! 猪原 課長を許すことはできない!」

 

順子は涙をボロボロ流しながら、本音をぶつけます。そこには、過去をバラされながらもひとりで闘い続けてきたOLの意地がありました。

 

順子「どうせ辞めるなら、怖いものなんてないですよね?」

 

 

 

お約束のエステシーン・・・しり、あい?

 

凜花は行きつけのエステサロンで、マッサージを受けていました。

 

会社に圧力をかけられ、証言できない【JMエンタープライズ】の女性社員たち。それでは、誰に証言を頼んだらよいのでしょうか?

 

凜花が頭の中で事件を整理していると、エステティシャンが話しかけてきます。

 

エステティシャン「凜花さん。お尻、こってますね。意外とこるんですよ、お尻って。愛情こめてほぐさないと・・・」

凜花「わかった。じゃあ、(マッサージを)お願いしようかな」

 

エステティシャン「お尻に、愛情をこめて。おしりに、あい情をこめて・・・」

凜花「あああ~」

 

エステティシャン「おしり、あい。おしり、あい・・・」

凜花「ああ~、きくぅ~! 知り合い、聞くぅ~?

(⇦ 毎週のように言いますが、くだらねー!!)

 

 

 

 

 

証言者は現れる? 凜花の切り札とは?

 

【JMエンタープライズ】社の会議室に、セクハラ事案の関係者が集まります。

 

【JMエンタープライズ】側は、社長に広田 部長(山崎まさや)、猪原 課長たち幹部、そして、弁護士の蘭(山地 まり)。

 

【美鈴 弁護士事務所】側は、依頼人の順子、凜花、そして事務員の牛島です。

 

 

猪原 課長「いい加減にしないか! セクハラなんかなかったって言ってるだろ?」

凜花「では、“脅迫”ではどうでしょうか? 順子さんは、『出演ビデオの動画をバラまく』とおどされ、セクハラ行為を拒めなかったと証言しています」

 

蘭「さっきから聞いてたら、憶測(おくそく)ばかりじゃないですか! 肝心の証人はいないんですか?」

広田 部長「ムダですよ。我が社に証言する人間なんて、いるはずがない」

 

社長「そうコトを荒だてるな。あとは、沢井くん(=順子)が自分で責任を取れば、万事解決だな」

凜花「証人はいます!

 

広田 部長「ハッタリだ!」

 

 

牛島は、社長や部長たち幹部に、ある資料を配ります。資料のタイトルは、『弁護士事務所別 【JMエンタープライズ】社 セクハラ案件』。

 

 

 【JMエンタープライズ】社の女性社員たちが、過去数年の間に、セクハラの件で弁護士事務所に相談した内容がこまかく書かれていました。

 

凜花「社員に証言はのぞめない。そこで、片っ端から聞いたんです。知り合いの弁護士に、ね」

広田部長「しり・・・あい?

 

凜花「この会社で過去にセクハラ被害にあい、訴えようとした人がいなかったか、調べたんです。その結果・・・」

牛島「3月10日。営業部、32才。女性。猪原 課長に残業を命じられ、体を触られた。

9月4日。総務部、24才。女性。会議室に呼ばれ、広田 部長にくるぶしを舐められた・・・」

 

 

牛島は、弁護士事務所によせられた相談内容を読み上げます。被害を名乗り出た女性たちは、いずれも最終的には訴えを取り下げています。それぞれ弱みをにぎられ、会社が圧力をかけてもみ消していたからです。

 

 

「異議あり!」「法廷で会いましょう」凜花の決め台詞、さく裂!

 

  

広田 部長「蘭先生! なにか反論してください」

蘭「こんなに証言があっては、さすがに・・・」

 

すると、社長が声を荒らげます。社長の怒りのほこ先は、蘭に向かいます。

 

社長「それでもウチの顧問弁護士か! こんな小娘のせいで、我が社のイメージは台なしだ!」

凜花「異議あり! 弁護士に責任はありません。責任があるのはあなたでしょう、社長!」

 

社長「なんだと?」

凜花「男女雇用機会均等法、第11条。事業者(=社長のこと)は、性的な言動により労働者の職場環境が害されることのないよう、必要な体制の整備その他の雇用管理上、必要な措置を講じなければならない」

 

 

社長「どういうことだ?」

蘭「会社側は、セクハラが起きないよう職場環境を整える義務がある、ということです」

凜花「あなた達には、泣き寝入りすら許しません! 法廷でお会いしましょう

 

 

社長や広田 部長、猪原 課長らはガックリとくずれ落ちます。戦意喪失した彼らに、裁判をたたかう気力は残っていないでしょう。

 

 

順子は、凜花にお礼をのべます。

 

凜花「でも、これからが大変よ。この会社で独りでどうやって・・・」

 

 

すると、女性社員たちが順子のそばにかけ寄ってきます。

 

女性社員1「順子さん。あなたが独りで上の人と闘っている、と聞いて・・・」

女性社員2「私たち、心配で・・・」

 

女性社員1「あなたが頑張ってるのに、わたしたちが黙ってるなんてダメだな、って思って・・・」

女性社員2「ごめんね、順子さん」

女性社員3「もう独りにしないから」

 

順子の奮闘ぶりは、いままでセクハラ被害を言い出せなかった女性社員たちを勇気づけたようです。

 

 

蘭ちゃん、仲間になる!

 

 

 

蘭は負けをみとめ、凜花に謝ります。 

 

蘭「やっぱり、凜花さんにはかないません。ひどい態度をとって、ごめんなさい。憧れだった凜花さんを、少しでも見返したくて・・・」

凜花「えっ? どうして?」

 

蘭「凜花さん、わたしを裏切ったから

牛島「やっぱり、恨みを買うようなこと、してたんだ」

 

凜花「わたし、何かした?」

蘭「しました。新しい事務所に移ったとき、わたしを誘ってくれなかったじゃないですすか!!

 

 

そうです。凜花がまだ【六本木・ゴージャス法律事務所】に所属していたころ、

 

蘭「将来独立したら、いっしょに働かせてくださいね~」

凜花「いいわよ。いそ弁第1号ね!」

というやり取りをしていたのです。

 

※『いそ弁』とは、業界用語で、いそうろう弁護士のこと。独立した弁護士に雇ってもらう弁護士を指します。ちなみに、雇い主のことをボス弁と呼んだりします。

 

 

凜花は、すっかり約束を忘れていました。というより、【六本木・ゴージャス法律事務所】よりあまりに格の落ちる【美鈴弁護士事務所】に、知り合いを誘おうとは夢にも思わなかったのです。

 

蘭「ずっと待ってたんです」

凜花「えっ? ウチの事務所にあなたを引き抜け、ってこと?」

 

蘭「ダメですかぁ?」

凜花「そうじゃないけど・・・」

 

目をキラキラさせながら、凜花に甘える蘭。

 

 

凜花は、蘭を歌舞伎町の【美鈴弁護士事務所】に連れてゆきます。あまりのボロ事務所に、さすがの蘭もビックリします。

 

蘭「ええ~!?  新宿の一等地にある、お父さまの事務所ってココですか?」

凜花「わかったでしょ。恥ずかしくて、誰にも言えなかったのよ」

 

蘭「わかりました。明日から働かせてください!!

凜花&牛島&視聴者「えええええ~!?

 

 

ウソでしょ?

 

                        第5話へつづく。