《第8話までのあらすじ》
剛生は、はじめて咲太郎・なつの兄妹と出会った頃を思い出していました。
咲太郎はなつのことを剛生に頼みますが、
「俺までいなくなると、(妹の)千遥を迎えに行けなくなる」
と、自分は東京に残ることを決意したのでした。
なつは、家族のことを思い出しながら、帯広の川辺にたたずんでいました・・・
4月10日(水)放送!『なつぞら』第9話・あらすじ
なつ(粟野咲莉)は、川辺に座っています。そして、父親がなつたち兄妹にあてた手紙を読み返しています。
手紙は、こんな文面でした。
「咲太郎、なつ、千遥。お父さんは、いま戦地にいる。
お前たちを守るために戦っているんだ。
だけど、戦争を恨んでもいる。
“ちくしょー! バカヤロー! 早くお前たちに会わせろ”、って。
お前たちがこの手紙を受け取るころには、もうこの世にいない。
だけど、いつも一緒にいる。お前たちのそばにいる。
お前たちのそばに戻れたんだ。
一緒にお祭りに行こう!」
なつは、父が手紙に描いた挿し絵をみつめます。すると、なつの家族たちの絵が動き出します。
「夕暮れに 仰ぎ見る 輝く青空~
いとしい家こそ 私の青空~」
家族みんなでエノケンの『私の青空』を唄いながら、神田祭りの夜店を歩く・・・それは、なつの想像力が生み出した、空想の物語でした。
ウッチャンは、なつのお父さん?
なくなったなつのお父さんの手紙を読んだのは、ナレーションの内村光良さん。
手紙のなかでは、
「いつも一緒にいる。お前たちのそばにいる」
という言葉があります。
このことから、【ナレーション=お父さん】であることが判明します。
「なつよ、大いに泣け!」
「なつよ、強く生きろ!」
この、呼びかけるような距離感の近さは、実のお父さんだったからなんですね!
語り・内村光良さんのインタビューを公式サイトで公開しました♪
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年4月9日
“朝ドラ好きの”内村さんがオファーを受けたときに思ったことは?https://t.co/xZrI291QW8#朝ドラ #なつぞら #内村光良
第2週「なつよ、夢の扉を開け」9話あらすじ
柴田家のみんながなつを見つけて、かけよってきます。
泰樹「なつ!」
富士子「なっちゃん!」
なつは、泰樹じいさん(草刈正雄)めがけて走り出します。
なつ「どうして、わたしには家族がいないの?」
泰樹「もっと怒れ!」
なつ「ちくしょー! バカヤロー!」
なつは泣きながら、泰樹じいさんの胸に飛びこみます。
なつ「おじいさん! おじいさん!」
泰樹じいさんは、グッとなつを抱きしめます。
富士子「今度だまっていなくなったら、許さないからね! わかった?」
なつ「はい」
富士子(松嶋菜々子)が手を差し出すと、なつは手をつなぐのでした。
(⇦ 血はつながってないけれど、なつが柴田家のみんなと家族になる瞬間!)
泰樹じいさんたちは、なつを連れて【雪月】に戻ります。店主の雪之介(安田顕)は、みんなにアイスクリームをごちそうしてくれます。
なつはもちろん、牛乳の苦手な夕美子も、喜んでアイスクリームを食べます。その姿をみて、雪之介の息子・雪次郎(吉成翔太郎)は声をかけます。
雪次郎「よし、ボクが夕美子ちゃんのために、おいしい牛乳のお菓子を作ってあげよう」
夕美子「いらないよ、別に」
(⇦ ツンデレ?)
なつは牛舎に戻ると、迷惑をかけたことを戸村親子に謝ります。
悠吉「な~んもだ(なにも気にすることはないよ)」
菊介「俺たちは、仲間だべ」
悠吉おじさんも菊介さんも、優しくむかえてくれます。2人はいっしょに牛の世話をした仕事仲間として、なつを認めてくれたんですね。
翌朝。なつが牛舎でそうじをしていると、泰樹じいさんが声をかけてきます。
泰樹「なつ。ちょっと来てみろ」
泰樹じいさんが見せてくれたのは、“バターチャーン”という、牛乳からバターを作る攪拌機(かくはんき)でした。
(⇦ 攪拌機とは、液体と液体、または液体と固体を混ぜ合わせる機械のことです)
第10話へつづく。
あさイチの朝ドラ受け
博多大吉「今日の特集は・・・」
藤井隆「今朝の1曲目。渡辺典子さんで、『少年ケニヤ』です!」
博多大吉「違います。今日の特集は、“気づきにくい水道トラブル”です。ちゃんと、打ち合わせしたでしょ?」