《第1話までのあらすじ》
東京大空襲で両親をなくした奥原なつは、父の戦友である柴田 剛生(たけお)に連れられて、北海道の十勝にやってきます。剛生には、妻・富士子と3人の子どもたちがいました。そして、家族がもう一人。義理の父・泰樹(たいじゅ)です。
剛生は、なつを預かって育てようと申し出ますが、泰樹は反対します。なつは、見ず知らずの家で、うまくやっていけるのでしょうか?
第1話の、詳しいあらすじについては、こちら!
4月2日(火)放送!『なつぞら』第2話・あらすじ
柴田家は、夕飯の時間になります。なつ(粟野咲莉)は、おかずがたくさん並んだ食卓をみて、びっくり!
食卓には牛乳もありました。なつは、迷わず飲んでみます。
なつ「おいしい! こんなの飲んだことない」
富士子「こんな新鮮な牛乳、東京にはないでしょう? 今朝しぼったばっかりだから」
剛生「そうだろう。東京では食糧難で、サツマイモばっかりだったからな」
剛生の子ども、輝夫(てるお)と夕美子は、逆にサツマイモをうらやましがります。
夕美子「私もたくさんサツマイモ食べたい!」
輝夫「あのあま~いイモだっぺ?」
家族の話題は、なつの学校をどうするか、に移ります。
剛生「なっちゃんは、夕美子と同じ3年生になるな」
富士子「じゃあ、夕美子の服を貸すしかないわね」
夕美子「ええ~っ!?」
食後のことです。なつは、鏡の前で、夕美子の服を着させてもらっていました。すると・・・
夕美子「ダメ! その服は大事にしてるやつやもん! やだやだやだ」
富士子「ダダこねないの! なっちゃんは着る物がないの。可哀想だと思わないの?」
夕美子「その子が可哀想なのは私のせいじゃない! 勝手に可哀想になってるだけ」
なつ「!!」
(⇦粟野咲莉ちゃんの反応! すさまじい表情!)
今日は『なつぞら』の第1週完成試写会でした。
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年3月6日
ヒロイン・なつ役の広瀬すずさんと、なつの子供時代を演じる粟野咲莉ちゃんが会見に出席。広瀬さんが「ツルツル〜」と咲莉ちゃんのほっぺをグリグリしていました♪#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #粟野咲莉#なつと子なつ pic.twitter.com/heUu6TAkXH
第1週「なつよ、ここが十勝だ!」2話あらすじ
服を貸したがらない娘をみて、剛生と富士子は困ってしまいます。すると、なつは意を決して、話します。
なつ「おじさん、おばさん。お願いがあります! ここで働かせてください! お兄ちゃんは必ず迎えにくる、って言ってたんですよね? それまで、ここに置いてください」
剛生と富士子は、突然の提案にとまどいます。でも、泰樹じいさんは、違いました。
泰樹「ええ覚悟や! 働いてもらおう。それでこそ赤の他人や!」
次の日。早朝。まだニワトリが鳴いている時間です。冷たい水で顔を洗ったなつは、牛舎に入ってゆきます。
牛舎の中には、泰樹の他に、従業員の戸村親子もいました。愛想のいいおじさんが父親の戸村 悠吉(小林 隆)、ごつい体で素朴な青年が息子の菊介(音尾琢真)です。
悠吉「なっちゃんか。大きくなったら、このお兄ちゃんのお嫁さんになんねーか?」
菊介「やめてくれ、親父。俺が嫌われてしまう」
悠吉「この兄ちゃん、こう見えても18だ」
菊介「10歳もサバ読むな!」
(⇦ てことは、28ですか。おっさんやないか!)
剛生もやってきて、牧場の仕事が始まります。
なつは、泰樹から「そこで見ておけ!」と指示されます。しかし、手持ちぶさたになったなつは、雑巾をしぼって手伝おうとします。
なつが牛の背後をまわろうとした瞬間、悠吉の表情が変わります。
悠吉「何してんだ!?」
剛生「牛に蹴られたら、命を失うこともあるんだよ!」
牛は、慣れない人間が近づくと、緊張でお乳を出さなくなるというのです。泰樹が「見ておけ!」と言ったのは、牛との信頼関係ができるまではじっとしてろ、という意味があったのです。
仕事は、怒られて覚えてゆくもの。負けるな、なつ!
第3話へつづく。
東京での回想シーンには、朝ドラ第1作の北林早苗さんが!
なつが同年代の子より大人びているのには、理由がありました。東京の空襲のあと家を失ったなつたちは、子どもたちだけで生きていました。
空腹の妹をおぶったなつは、道で出会ったおばあさんにお願いして、食べ物をわけてもらいます。おばあさんがくれたのは、サツマイモでした。
本日放送の東京の焼け跡でサツマイモをくれたおばあさんは、連続テレビ小説第1作『娘と私』のヒロイン・北林早苗さん。今回のオファーに「ぜひやりたい!」と二つ返事でOKしたそうです。「朝ドラ100」サイトでインタビュー公開中♪https://t.co/2skpaTfLda#朝ドラ #なつぞら #北林早苗 #娘と私 pic.twitter.com/BT2Bh3azKM
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年4月1日
なんだか品のあるおばあさん・・・と思ったら、それもそのはず。朝ドラ第1作『娘と私』 でヒロインを演じた、北林早苗さんだったのです!
朝ドラ100作目の『なつぞら』。今後も、このようなサプライズがあるかもしれませんね。