《第1話まであらすじ》
みね子はヒデと結婚し、名前も『前田みね子』となります。2人は、アパート【あかね荘】で新婚生活を送りながら、洋食屋【鈴ふり亭】で働いていました。
【鈴ふり亭】の料理長である省吾には、心配事がありました。オーナーの鈴子さんの体力の衰えはじめていたのです。
いっぽう。みね子の故郷・奥茨城村では、今日もおだやかな時間が流れています。そんな中、みね子の妹・ちよ子に好きな男の子ができていました・・・
今夜は『ひよっこ2』第2回の放送ですよ〜♪
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2019年3月26日
お見逃しなく!!
26日(火)午後7時30分〜https://t.co/RpE1mrnRpi#有村架純 #朝ドラ #ひよっこ #ひよっこ2
『ひよっこ2』第2話あらすじ
宗男さん、【鈴ふり亭】をめざす
奥茨城村では、みね子の父・実(沢村一樹)たちが花をトラックに積み込んでいました。
みね子のおじさん、宗男さん(峯田和伸)とその妻・茂子(山崎静代)も、作業を手伝ってくれます。
宗男さんは、東京へ出荷する花に語りかけます。
「いいなあ、おめーら。これに乗って東京か・・・俺も行きてえよ、東京。【鈴ふり亭】のハヤシライス、食いてえ」
花を積んだトラックが出発すると、宗男さんの姿が見えません。
茂子は、気づきます。宗男さんが、トラックに忍びこんで東京へ向かったことに。
「やりやがったな!」
トラックの荷台に隠れた宗男さんは、興奮ぎみ。
「アメリカン・ニューシネマ(※)みたいだな。ボーン・トゥ・ビー・ワイルド!」
※1960~70年代にはやった、反体制的な若者の心をつかんだ映画のこと。
あれ、この人だれ?って思ったら、変なおじさんこと、宗男おじさんでした〜!見た目がちょっと変わりましたね。#峯田和伸 #朝ドラ #ひよっこ #ひよっこ2 pic.twitter.com/9sCAEHOIkE
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2019年2月23日
五郎さん、『まんぷく』を茶化す?
ときは、1970年。アポロが月面着陸した翌年にあたります。大阪万博が開かれ、世界の文化が入ってきていました。
ファースト・フードが日本に紹介されたのも、この頃です。
良いことばかりではありません。本場の料理を知ったお客さんが、【鈴ふり亭】のメニューに不満をもらすようになっていました。
ある日のこと。鈴子さん(宮本信子)のおごりで、みね子(有村架純)たちは【柏木堂】の『あんみつスペシャル』を食べていました。
【鈴ふり亭】のみんな、【柏木堂】の親子、中華料理屋の夫婦もあつまっています。
鈴子「商売ってのはね、いつどうなるか、わからなくなるものだね」
元治「お客さんに言われた。“これはイタリア料理じゃないね。万博に出てたナポリタンとは違う” って・・・」
ヒデ「わかってないですね」
省吾「それは違うぞ。お客さんがどう味わおうと、自由だ」
五郎(ラーメン屋の主人)「近ごろは、ラーメンと言えばインスタントラーメンのことを指すようになった。
どこのどいつだよ! あんなもん発明したのは!!」
(⇦ それ、たぶん萬平さんです)
鈴子「みんなが便利なものを楽しむ。それは素敵なことだけど、ひとつのことだけやっていたら、生きていけなくなるのかねぇ」
元治「勘弁してくださいよー。【鈴ふり亭】がなくなったらどうなるんだよ、俺は? どこでも使い物にならないだろ?」
省吾「そうだな」
ヒデ「先輩は」
元治「オレがどうして、【鈴ふり亭】にこの身を捧げるようになったか、聞いてくれよ・・・」
宗男さん、念願のハヤシライスを食べる
元治が、身の上話を語ろうとしたときのことです。突然、宗男さんが現われます。
宗男「おー! みね子!」
元治「オレの話で、今まさに感動で世界を包もうとしていた時に、邪魔するなよ!」
宗男「おめーは料理人だっぺ? 話より、料理で感動させなきゃ!」
その通り! 元治は、言葉も出ません。
宗男さんは、【鈴ふり亭】のハヤシライスを食べます。
みね子「お待たせしました」
宗男「いただきます・・・ああ、うめー」
省吾「こっちも、幸せな気持ちになるな」
すると、奥茨城村から電話がかかってきます。みね子が電話に出ます。
みね子「茂子さんから電話があったんたけど・・・もう帰ってこなくていい、って」
宗男「!! もういい、って言ったのか、茂子が? オレ、帰る!」
なんだかんだで、奥さんを愛してる宗男さん。急いで戻ろうとします。
みね子「う・そ! “ひと晩よろしく” 、って言ってただけ」
宗男「みね子ーーー」
『ひよっこ2』第2話ネタバレ
乙女寮を出てからの、それぞれ
優子(八木優希)の呼びかけで、【向島電機】の乙女寮のメンバーたちの、同窓会が開かれることになりました。
みね子とともに、トランジスタ工場で働いていた懐かしい顔ぶれがそろいます。
秋田の御曹司のもとにお嫁にいった優子は、おさない娘を連れてきます。
豊子「あの“座敷わらし”だった優子さんが、お母さんとはねー」
乙女寮の寮長だった幸子(小島藤子)は、コーラス部の指導者・高島と結婚していました。
幸子「旦那がね、ウィーンに行ったんだけど、お金にならない仕事ばっか引き受けるよ。音楽家はこれだから! あーだこーだ・・・」
豊子「(結局、旦那さんのことが)好きなんだな」
幸子「時子は、どうなの?」
みね子の幼なじみ、時子(佐久間由衣)は女優として活動しています。芸名は、『和泉真琴』です。
時子「いつも同じ役ばかりなの。明るくて、背が高くて、考えが現代的で・・・
この間、初めてキスシーンをしたの。キスなんか、何とも思ってない子の役。私、うまくできなくて、何度も撮り直しになった」
プライベートでは、恋愛もできないほど忙しい時子。素の自分と、役柄のギャップに悩んでいるようです。
時子の憧れだった川本世津子(菅野美穂)は、現在、フランスで映画の撮影中のようです。
さて。芸能人の時子は、人気俳優とも話す機会があります。時子は、愛子さん(和久井映見)に石原裕次郎のサインをプレゼントします。
愛子「きゃー!」
時子「ちゃんと伝えました。“愛してる”、って。そしたら向こうも、“愛してるって伝えてくれ”、って・・・」
愛子「どうしようー わたし、人妻なのよ」
みね子「大丈夫です!(社交辞令ですから)」
食品会社の事務職に転職した豊子(藤野涼子)は、血気さかん。社会に対して、モノ申します。
豊子「若いのに生意気だとか、女のくせに生意気だとか・・・日本の男社会は、腹が立ちます! くさってます!」
澄子「くさったら、食えなくなるだろ」
食いしん坊の澄子(松本穂香)は、石けん工場に勤めていました。社長との関係も良好。うまくやっているようです。
澄子「実家との関係は最悪だ。おれのこと、金のなる木だと思ってる。でも、豊子に不満をぶちまけると怒ってくれて・・・」
優子「なんか、アレだね。2人、長年連れそった夫婦みたい」
豊子&澄子「えーーー」
裏天広場に大集合で「ひよっこ2(ツ〜)!」乙女寮のみんなが集まるとにぎやかで〜す♪#有村架純 #和久井映見 #磯村勇斗 #佐久間由衣 #小島藤子 #八木優希 #藤野涼子 #松本穂香 #奥田洋平 #朝ドラ #ひよっこ #ひよっこ2#ご安全に pic.twitter.com/gDF5HJBdIV
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2019年3月26日
みね子―、うしろー
幸子「じゃあ、次。みね子は?」
みね子「幸せです!」
幸子「あの、“4番” のみね子がねー」
優子「4番! トランジスタ! 逆!」
そうです。不器用なみね子は、トランジスタの製造ラインをよくストップさせていたのです。
みね子「とにかく幸せです。ヒデさんのこと、大好きです」
澄子「テレんな。こっちまで」
ちょうどそのとき、みね子たちの後ろに、ヒデが現われます。みね子たちのために、パフェを作って持ってきてくれたのです。
そうとは知らず、幸せトークが止まらないみね子。
みね子「ヒデさんも、わたしも普通の人。だけど、それが居心地がいい。一緒にいると、安心できる」
豊子「愛してるんですね?」
みね子「愛してる。すっごい好き! 大好きです!!」
ヒデ「はい!」
ヒデに全部聞かれたと知ったみね子は、顔を真っ赤にします。
みね子「誰? いま言わせたの?」
時子、じっと豊子を指さします。
みね子「と・よ・こーーー!!」
さあ! 次は、愛子さんが語る番です。
ところが! そのとき、トランジスタ工場の主任だった松下さん(奥田洋平)がやってきたのです。さっそうと現れ、みんなの注意をひきつけ、軽くつまずく松下さん。
おいしすぎます。
第3話へつづく。