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パソコンの電源が勝手に落ちる/突然再起動する原因は、タコ足配線かも

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※この記事は、約3分で読めます。

パソコンの不具合が起きる原因は、多岐にわたります。ハードディスク(HDD)の故障だったり、ウィルス感染だったり・・・しかし、案外些細なことが原因だったりします。最初にチェックしたいのが、電源まわりです。

 

この記事では、電源環境が原因となる不具合についてお伝えします。また、タコ足配線(=延長コード)を使用する際の注意点もお知らせします。

 

PCの電源が勝手に落ちる&突然再起動する原因は、電源まわりにある

症状

・電源を入れても、起動しない

・パソコンを使用している最中に勝手に再起動、または電源が落ちる

原因

 おもに、5つの原因が考えられます。

1:コンセントの接続・電源ケーブルの破損

2:帯電による誤作動

3:バッテリーの充電不足(ノートPCの場合)

4:延長コード(タコ足配線)による電力不足

5:パソコン内部のパーツ

 

 このページでは、1~4の原因別に対処方法をご紹介してゆきます。

 (5の内部パーツに原因がある場合は、PCの専門知識が必要となります。どのパーツが故障しているか、素人が判断するのは難しいです。修理に出すことを考えたほうが、良いかもしれません)

コンセントの接続・電源ケーブルの破損

パソコンの電源が勝手に落ちる/突然再起動する原因、コンセントの接続、電源ケーブル

 まずは電源ケーブルがきちんと接続されているか、確認しましょう。

 

1:パソコンの裏面にある電源ケーブルが、正しく接続されているか?

2:電源ケーブルがコンセントから外れていないか? 

帯電による誤作動 

パソコンの内部に余計な電気がたまっていると、動作が安定しないことがあります。放電(=電気を追い出す作業)するために、下準備をします。

 

1:起動中のアプリケーションをすべて終了させます。

2:DVDドライブにディスクが入っている場合は、取り出しておきます。

3:パソコンをシャットダウンさせ、電源を落とします。

 4:パソコン本体に接続している周辺機器をすべて外します。USBメモリやケーブル類も全部取り外してください。

 

※ノートPCの場合は、バッテリーも外します。

 

 5:放電します。電源が入っていない状態で10分間程度、放置します。

6:周辺機器以外の電源ケーブル、マウス、キーボードだけ接続してみます。

 7:電源を入れて、不具合が解消されていればOKです。

 バッテリーの充電不足(ノートPC限定)

 原因がバッテリーにあるか、その他の機器にあるのかをチェックします。

 

1:いったん、バッテリーを取り外す。

2:ACアダプタと電源ケーブルだけを接続して、ノートPCを起動させてみます。

 

これで問題なく作動すれば、不具合の原因はバッテリーにあることになります。

タコ足配線(=電源タップ)による電力不足 

 パソコンを使用する際、本体・モニターなど、多くのコンセントが必要となります。そのため、延長コードを利用している人も多いでしょう。

 

しかし、これが隠れた電源トラブルの原因となることがあります。

 

1:タコ足配線の差込口が壊れていないか?

2:ON/OFFのスイッチがあるものは、スイッチがちゃんとONになっているか?

 

まずは、初歩的な原因を探ります。

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電源タップには、ワット数の限界がある

 延長コードの裏側には、「トータル1200ワットまで」とか「12A」のように限界値が記載されています。同じように他の電気製品にも、ドライヤー500Wとか電子レンジ1300Wとか、容量が表示されています。

 

ひとつの延長コードのコンセントに、パソコンやモニターだけでなく、他の電化製品もつないでいる場合は要注意!

 コードの許容電力をオーバーしている場合は、パソコンはうまく作動しません。 

家電は、立ち上がり時により多くの電力を消費する!

 延長コードの許容電力をクリアしている場合でも、油断はできません。

 

たとえば、炊飯器はご飯を炊いているときに一番電力を消費します。エアコンも、設定温度に合わせて上げ下げするときには、余計に電力を使います。

 パソコンも、起動時にいちばん電力を消費します。このとき、他の家電も同時に立ち上がる状態だと、延長コードは電力を安定供給できない状態になります。

 

消費電力が変動する家電とパソコンを同じ延長コードでつないでいると、パソコンのハードディスクに負荷をかける可能性があります。将来的に、PCの内部にダメージを与える危険性があるのです。

 延長コードを使うなら、なるべく他の家電はつながないようにしましょう。 

消費電力が一定の合計値を越えたら、切れる電源タップもあるが・・・

接続している機器の消費電力の合計が1500Wを越えたとき、ブレーカーが作動して、電源が切れるタイプの電源タップもあります。

 ただ、どれだけオーバーしたかによって、電源が切れるまでの時間が変わってきます。また、室温によっても動作が左右されるので、ブレーカー機能に頼りっぱなしは良くないでしょう。

延長コード自体に問題があるか、確かめる方法 

直接、壁のコンセントから電源をとって、パソコンを起動させてみましょう。これで問題なく動くようなら、延長コードのほうに問題があることになります。