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就職や転職・仕事がテーマの映画おすすめ10選【働くアナタは素敵】

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※この記事は、2024年7月に更新しました。

この世の中に、自分が本当にやりたいことを仕事にできている人がどれだけいるでしょうか?

 それは、映画の主人公も同じ。自分の適性に迷い、悩んでいます。この記事では、就職や転職、仕事がテーマの映画をご紹介します。働くことに疑問をもったら、是非みてほしい作品ばかりです。

就職がテーマ

 就職活動とは、いわば社会から査定される行為です。志望する会社から不採用通知をもらうと、自分が否定された気になってしまいます。でも、それによって別の可能性や、これまで気づかなかった自分の適性が見つかることも・・・

『私がクマにキレた理由(わけ)』(2007年)

 

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あらすじ

大学を優秀な成績で卒業したアニー(スカーレット・ヨハンソン)ですが、就職面接で自己紹介がうまくできずに、不採用となってしまいます。

 自分の将来が見えなくなっていた彼女は、公園で子どもを助けたことがきっかけで、子守りのアルバイトをすることになります。聞き分けのない子どもと、セレブ家族に悩まされるアニーでしたが・・・ 

見どころ

 エリートだったアニーは大手銀行の採用面接に落ち、新しい生き方を模索することになります。希望の道を絶たれたとき、どうしたらいいのか?

 人生は自分が描いた青写真どおりにはいかないことを、教えてくれます。アニーの雇い主となるセレブ家族は、彼女が思い描いた人生像の未来の姿。その対比も面白い。

『何者』(2016年) 

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あらすじ

大学生の拓人(佐藤健)は、親友の光太郎(菅田将暉)とルームシェアしています。

 

やがて就職活動を控えていた彼らは、同じ境遇の瑞月(有村架純)、里香(二階堂ふみ)、孝良(岡田将生)らと定期的に集まり、情報交換をするようになります。

 初めは互いに励まし合っていた5人でしたが、採用・不採用をめぐって人間関係にもひずみができ・・・

見どころ

 『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウ原作。青春ドラマの皮を被ったサスペンスです。内定をめぐって、マウントを取り合う若者たち。

  • 早く内定をもらうことが勝ちなのか?
  • やりたい仕事が見つかるほうが良いのか?

 観るものに様々な感情をわき起こさせてくれ、純粋にエンタメとしても楽しめます。

転職がテーマ

 転職とは、自分のキャリアをいったんリセットする作業でもあります。それまで積み上げてきた実績を投げ捨て、またイチからスタートするのは勇気の要ることですが・・・

『マイ・インターン』(2015年)

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あらすじ

ファッションの通販サイトの社長・ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、仕事も家庭も順調で充実していました。

 ところが会社の方針で、シニア・インターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)を雇うことに・・・40歳も年上の部下の扱いに困るジュールズは、やがてプライベートでも試練にされされるのでした。

見どころ

アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロという年の離れた2大スターの共演ですが、これが意外なほどよい化学反応を生んでいます。

 社長が新人社員から、生きる上で大切なことを学んでゆくという構図はよくできていると思います。家族に先立たれたシニアが、新たな生きがいを見出してゆくのも見どころ。

どんなに立場が偉くなっても、他人から学ぶ気持ちを忘れてはいけない・・・大切なことを教えてくれる映画です。 

『ザ・エージェント』(1996年)

あらすじ

 スポーツ選手の代理人業をするジェリー(トム・クルーズ)は、高額な年俸ばかり追い求める会社の方針に異を唱えます。

 改善書を提出するジェリーですが、誰からも相手にされません。勢いあまって退職した彼についてきたのは、シングルマザーのドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけでした・・・ 

見どころ

『あの頃ペニー・レインと』のキャメロン・クロウ脚本。この人は、とにかく物語運びが上手いです。

 

エージェント会社にいた頃はかせぎ頭だった主人公も、独立してからはたった1人の選手をつなぎ止めるだけでも大変だと気づきます。会社の後ろ盾がいかに大きかったか、と思い知らされるのです。

 顧客は“金づる”ではない。マネージメント活動は、一人の人生を背負っていることと同じなんだ!

 主人公は、初めてその事実に気づきます。 

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『幸せのちから』(2006年) 

あらすじ

新型の医療機器のセールスをしていたクリス(ウィル・スミス)は、事業に失敗し、税金も滞納。小さな息子をかかえて、路頭に迷ってしまいます。

 

ある日、「学歴がなくても株の仲買人になれる」と聞いたクリスは、証券会社の養成コースに応募します。半年間の研修期間を経て、採用されるのはたった1人。

クリスはホームレス生活をしながらも、息子のため、自分の未来のため奮闘します。

見どころ

 Gardner Rich & Co社の創設者、クリス・ガードナー・という実在する事業家の半生がモデル。

 絶望的な人生を切り拓くのは、ほんの少しの機転と誠実な人柄である、と教えてくれます。

『インターン・シップ』(2013年)

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 あらすじ

 ビリー(ヴィンス・ボーン)とニック(オーウェン・ウィルソン)は時計のやり手セールスマンでしたが、会社が倒産したことで職を失ってしまいます。背景には、スマートフォンの普及がありました。

 巨大企業Googleがインターンを募集していることを知ったビリーは、ニックを誘ってインターンシップに参加します。しかし、周りは優秀な学生ばかり。ITの知識もない中年のおっさん2人は、苦戦しますが・・・

見どころ

中年の失業者が、どん底から立ち直る姿を描いた作品。転職が表のテーマですが、本作には裏のテーマもあります。

 それが、世代間の交流です。ビリーとニックは、日本でいえばバブル世代。何事にもポジティブで、辛いことがあっても「人生何とかなるさ」と考えます。これに対して、若い学生たちは優秀なのですが、将来に対して悲観的。そんな彼らがおっさん2人と関わることで、人生に前向きになってゆきます。

 

日本未公開ですが、爽やかな後味を残す作品。 

『カンパニー・メン』(2010年)

あらすじ

 ボストンに本社をかまえる総合企業のエリート・ビジネスマンのボビー(ベン・アフレック)は、突然クビを宣告されます。2009年のリーマン・ショックの影響で、会社がリストラを進めたためでした。

 再就職までの手当てがもらえるのは6カ月。それまでに、新しい就職先を探さねばなりません。

 

しかし、もともと高給取りだったボビーはなかなか生活水準を下げることができません。会員制のゴルフ場に通ったり、高級車BMWを乗り回したり・・・妻にブチぎれられ、ようやく現実を見つめ直そうとするボビーですが・・・

見どころ

 ベン・アフレック、クリス・クーパー、ケヴィン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズという豪華な配役の割には、本作は非常に地味なつくりです。

 

演出もいい意味で控えめで、現実のリストラ問題を深く考えさせてくれます。

① 以前もっていたプライドを捨てること

② 職種にこだわらない

先行き不透明ないまの社会では、柔軟な姿勢をもつことが生き抜く術となることを教えてくれます。 

仕事・はたらくことがテーマ

 はたらくって、どういうコトだろう? お金をかせぐ手段?自分を成長させる方法?

 大丈夫。迷っているのはあなただけではありません。先人たちも、みな同じことに悩んできたのです。

 『プラダを着た悪魔』(2006年)

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あらすじ

 ジャーナリストをめざしてニューヨークに出てきたアンドレア(アン・ハサウェイ)は、ひょんなことからファッション雑誌で働くことになります。

 おしゃれには興味がなく、いつもダサい恰好をしていたアンドレアは、カリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントにつくことに。

 ミランダの元で一年頑張れば出版業界で認められると聞いたアンディは、ミランダの無理な要求にもめげず、必死で食らいついてゆきます・・・

見どころ

 “記者”という仕事には変わりはありませんが、アンデイにとってファッション雑誌はまったくの畑違い。それでも自分の将来にプラスになると考え、イチからファッションのことを勉強します。

 新人は、はじめから望むような仕事をできるわけではありません。一見すると関係のないような雑用をこなしながら、仕事をこなす上での基礎体力をつけてゆくのです。

 

「なぜ、こんな仕事をしなければならないんだろう?」

そんな疑問を抱く新入社員の皆さんに、観てもらいたい作品です。

『マイレージ、マイライフ』(2009年)

あらすじ

 人事コンサルタント会社ではたらき、雇用主に代わって従業員にクビを宣告するため、全米を飛び回っているライアン(ジョージ・クルーニー)。プライベートでは、アレックスというやはり出張続きの女性と、大人の関係を楽しんでいました。

 ライアンは、若手社員のナタリー(アナ・ケンドリック)を教育するため、次の出張に同行させることになります。

 

ライアンは経験不足のナタリーの指導に手を焼きますが、逆にナタリーは、真剣交際をしていないライアンを説教します。

家族を作るべきか、このまま仕事を続けるべきか、ライアンの心は揺れます・・・

見どころ

 仕事はお金をかせぐ手段、プライベートは自己満足のため。そんな割り切った人生を歩んできた主人公が不器用な部下との出会いを通して、他人や仕事と向き合うことになります。

 社会に出ると、他人と比較して、自分の仕事に引け目をもつことがあります。しかし、わたしたちは他人に羨ましがられるために働いているのではありません。仕事がもつ本来の価値は、自分で見つけ出すもの。そんなことを教えてくれる佳作です。

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『恋とニュースの作り方』(2009年)

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あらすじ

失業中のTVプロデューサーであるベッキー(レイチェル・マクアダムス)は、モーニングショーの番組担当を任されます。番組は、低視聴率にあえいでいました。

 ベッキーは、伝説的なニュースキャスターのマイク(ハリソン・フォード)を外部から招き入れます。ところがマイクは、共同司会のコリーン(ダイアン・キートン)ともめ始めて・・・

見どころ

男性優位の業界で、若い女性プロデューサーが舐められまい、と奮闘する物語。邦題からは、ロマンティック・コメディを想像しますが、これはれっきとしたお仕事ドラマ。(まったく、日本語タイトルってヤツは!)

 マクアダムス演じるがむしゃらな主人公が、前向きでキュート。元気をもらえる一本です。

 

※ 本ページの情報は2024年7月12日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。