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嫌われたっていい!ドラマ『ビリオンズ』に学ぶお金持ち・成功者マインド


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※この記事は、約5分で読めます。

フジテレビを買収しようとした、元ライブドア社長の堀江貴文氏。

ツイッターを通じて100人に100万円を配った、ZOZOTOWN社長の前澤氏。

 

大金持ちとなった経営者たちは、ときに型破りな行動をとります。彼らは普段どんなことを考え、どんなことを習慣としているのでしょうか?

 

そんな成功者たちのマインドをうかがい知ることができる海外ドラマがあります。

 

それが、動画配信サービスNetflixで配信されている金融ドラマ『ビリオンズ』です。

 

この記事では、作品に登場する大富豪ボビーの行動パターンを分析。わたしたちが参考にできるようなお金持ちの考え方をまとめました。

 

 

 

Netflix 金融ドラマ『ビリオンズ』とは?

 

『ビリオンズ』は、1シーズン12話からなる経済・金融ドラマ。本国アメリカでは、シーズン4までが作られています。

 

日本では、動画配信サービスのNetflixで配信中です。2019年3月現在、シーズン3まで視聴することができます。

 

 

 ドラマ全体のあらすじ

 

ヘッジファンド(※)で成り上がり、金融街の大物となった大富豪ボビー・アクセルロッド。

 

法律スレスレの商売を続けてきたこの大富豪に、インサイダー取引の疑惑が浮か上がる。

 

ニューヨーク検事局のスゴ腕検事チャック・ローズは、ボビーを逮捕すべく、あの手この手で接触するが・・・

 

 

 

 ※ヘッジファンドとは、投資家などから預かった元本を債券・株式・金融派生商品などに分散して投資し、より高い収益を得ようとする組織のことです。

 

「ヘッジ」という言葉には“避ける”という意味があります。市場の相場が下がったときのリスクを最小限に抑える、というのが言葉の由来です。

 

 

おもな登場人物

 

ボビー・アクセルロッド

演:ダミアン・ルイス

 

ヘッジファンド【アクセル・キャピタル】の代表。お金に対する異常なまでの執着心をもち、ファンドの資産を増やすためなら慈善活動すら利用する。

 

裏ではインサイダー取引や贈収賄にも手を染めているが、足がつかないように細心の注意をはらっている。

 

学生時代に、ゴルフのキャディのバイトをクビになった。このことを根に持っていたボビーは、十数年後に雇い主の屋敷を買収、復讐をはたした。

 

 

チャック・ローズ

演:ポール・ジアマッティ

 

ニューヨーク南地区の連邦検事。おもに金融事件をあつかう。

 

ゆきすぎた正義感の持ち主で、犯罪者を逮捕するためなら盗聴や証拠のでっち上げも行なう。

 

公園で犬のうんちを始末しない市民をみかけた際は、ビニル袋を持ってなかった市民に手で拾わせた。

 

 

ウェンディ・ローズ

演:マギー・シフ

 

プライベートでは、チャックの妻。

 

仕事では、ボビーのもとで人材育成カウンセラーをする。

 

ボビーとチャックが対立してゆくにつれ板ばさみにあい、苦悩する。キャリアでは成功しており、チャックの8倍の収入がある。

 

 

ドラマのモデルは?

 

『ビリオンズ』に登場するヘッジファンド【アクセル・キャピタル】は、世界貿易センターにオフィスを構えていたキャンター・フィッツジェラルド証券会社をモデルにしています。

 

 

また、大富豪ボビー・アクセルロッドのモデルと思われるのが、ヘッジファンド業界の大物スティーブン・コーエンです。

 

彼は、ウォール街でも史上最高のトレーダーと目され、『資産1兆円の男』と言われました。

 

コネティカット州に大邸宅をかまえ、ヘリコプターで出勤していました。ところがインサイダー取引を疑われ、FBIや検察から徹底的にマークされるようになり、彼の築き上げた帝国も崩壊してしまいました。

 

 

 

 ボビー・アクセルロッドに学ぶ、成功した経営者・お金持ちの考え方

 

 

大富豪であるボビーの生活パターン・思考パターンを見ていると、庶民とはあきらかに考えかたが違うことがわかります。

 

成功者・お金持ちマインドを、まとめてみました。

 

 

1:50%の人間から嫌われることを怖れるな!

 

(シーズン1 第1話)

 

ヘッジファンド【アクセル・キャピタル】は、世界貿易センターの最上階にオフィスをかまえていました。ところが、911のテロに巻き込まれ、社員の多くは命を奪われてしまいます。

 

 

テログループの乗った旅客機が建物に衝突したとき、運よく外にいたCEOのボビーは被害を免れます。

 

ビルは、なくなった社員の子供たちのために、基金を設立します。マスコミを招いて、設立式の模様を大々的に宣伝します。

 

遺族の一部は売名行為だ、とボビーを非難します。そのいっぽうで、涙を流してボビーに感謝する家族もいます・・・

 

 

 

大きな地震があった時に資産家がお見舞い金として、数百万円寄付することがあります。これを売名行為だと揶揄する人がいるいっぽうで、寄付をした個人・会社にいいイメージを抱く人もいます。

 

 みんなから好かれようと思って大胆な行動をとれない庶民とは、大きく異なります。

 

 

 

2:お金をかせぐことは、美徳である!

 

(シーズン1 第1話)

 

会社と自宅の往復を、ヘリコプターでするボビー。あるとき新聞記者から、見せびらかすようにお金を使っていることを咎められます。

 

このやり取りから、他人を気にしないお金持ちのマインドが見えてきます。

 

 

ボビー「成功することは犯罪か? アメリカはみなリムジンに憧れていたはず・・・」

記者「私の近所に住んでいたお金持ちは、アメ玉ひとつくれなかった」

 

ボビー「だが、買い物で目立たなければ、金持ちの意味がない」

 

 

 

庶民である記者は、成功者なら他人に恵んであげるのは当たり前だ、と考えます。これに対してボビーは、お金の使い方は自分で選ぶ、と説きます。

 

記者はお金をかせぐことを悪徳と考えているのに、いっぽうでは成功者の施しだけは受けようとします。

 

 

 

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3:使うべきことには、投資を惜しまない

 

(シーズン1 第2話)

 

お金持ちは、基本的にはケチです。ムダなことにはお金を使いません。

 

ボビーも、会社を買収するときは相手の弱みを握って脅しをかけ、できるだけ安く手に入れようとします。

 

その一方で、投資すべき場所にはいかんなくお金をつぎこみます。

 

 

自分のファンドの若手社員には、他の会社では払えないような給料を与えます。

 

優秀な人材を囲いこむだけでなく、一度甘い汁を吸わせて、ぜいたくが忘れらない体質にしてしまおうと考えているのです。

 

 

4:思い立ったら即行動!

 

(シーズン1 第4話)

 

ある日ボビーは、ヘヴィメタル・バンドのメタリカが、カナダでライブをすると知ります。メタリカの大ファンであるボビーは、その日の夜に行われるライブを見にいくことを決めます。

 

 

【アクセル・キャピタル】の本社があるニューヨーク州とメタリカのライブが開かれるケベック州の距離は、845マイル。ボビーは飛行機をチャーターし、すぐに会場へ向かいます。

 

 

思い立ったら、すぐ行動に移す。プライベートでのこの行動力は、当然ビジネスでも発揮されます。

 

「持ち帰って社内で協議する」

のような考え方はしません。

 

チャンスを逃すことになります。

 

 

5:いっときの感情に左右されない

 

(シーズン1 第4話)

 

 

メタリカのライブ会場に着いたボビーは、ロック歌手の女の子(かなりの美人!)から逆ナンされます。

 

 

「ときには変化も必要よ」

と、女の子から言い寄られるボビー。

 

しかし、ボビーは

僕は、定番の音楽やクラシックなものが好きなんだ

と、誘惑を拒みます。

 

妻帯者であるボビーは、浮気がどんなトラブルの素となるか心得ています。アルコールが入っていても、いっときの感情に流されて、判断を誤るということはありません。

 

浮気性など、私生活をコントロールできない人間が資産家になった例は、あまり耳にしません。

 

ビジネスシーンでは、変化を怖れません。しかし、ふだんの生活では定番のものを好みます。これは、冷静な判断力を養うことになります。