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【嫌われたっていい!】海外ドラマ『ビリオンズ』に学ぶお金持ち・成功者マインド

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嫌われたっていい!ドラマ『ビリオンズ』に学ぶお金持ち・成功者マインド

フジテレビを買収しようとした、元ライブドア社長の堀江貴文氏。

ツイッターを通じて100人に100万円を配った、ZOZOTOWN社長の前澤氏。

大金持ちとなった経営者たちは、ときに型破りな行動をとります。そんな成功者たちのマインドを知ることができる海外ドラマがあります。それが、『ビリオンズ』です。

 

この記事では、主人公である大富豪ボビーの行動パターンを分析。わたしたちが参考にできるようなお金持ちの考え方をまとめました。

Netflix 金融ドラマ『ビリオンズ』とは?

『ビリオンズ』は、1シーズン12話からなる経済・金融ドラマ。本国アメリカでは、シーズン6まで作られています。

 日本では、動画配信サービスのNetflix(ネットフリックス)で配信中です。2022年2月現在、シーズン5まで視聴することができます。

Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!

 

DVDはシーズン1のみ、輸入盤なら購入できます。英語がわからないと楽しめません。

 ドラマ全体のあらすじ

ヘッジファンドで成り上がり、金融街の大物となった大富豪ボビー・アクセルロッド。法律スレスレの商売を続けてきたこの大富豪に、インサイダー取引の疑惑が浮か上がる。

 ニューヨーク検事局のスゴ腕検事チャック・ローズは、ボビーを逮捕すべく、あの手この手で接触するが・・・

おもな登場人物

ボビー・アクセルロッド

演:ダミアン・ルイス

 ヘッジファンド【アクセル・キャピタル】の代表。お金に対する異常な執着心をもち、ファンドの資産を増やすためなら慈善活動すら利用する。裏ではインサイダー取引や贈収賄にも手を染めているが、足がつかないように注意をはらっている。

チャック・ローズ

演:ポール・ジアマッティ 

 ニューヨーク南地区の連邦検事。おもに金融事件をあつかう。ゆきすぎた正義感の持ち主で、犯罪者を逮捕するためなら盗聴や証拠のでっち上げもいとわない。

公園で犬のうんちを始末しない市民をみかけた際は、市民に手で拾わせた。

ウェンディ・ローズ

演:マギー・シフ

プライベートでは、チャックの妻。仕事では、ボビーのもとで人材育成カウンセラーをする。ボビーとチャックが対立してゆくにつれ板ばさみにあい、苦悩する。

ドラマのモデルは?

 『ビリオンズ』に登場するヘッジファンド【アクセル・キャピタル】は、世界貿易センターにオフィスを構えていたキャンター・フィッツジェラルド証券会社をモデルにしています。

 また、大富豪ボビー・アクセルロッドのモデルと思われるのが、ヘッジファンド業界の大物スティーブン・コーエンです。ウォール街で史上最高のトレーダーと目され、『資産1兆円の男』と言われました。

 ボビー・アクセルロッドに学ぶ、成功した経営者・お金持ちの考え方

大富豪であるボビーの生活パターン・思考パターンを見ていると、庶民とはあきらかに考えかたが違うことがわかります。成功者・お金持ちマインドを、まとめてみました。

1:50%の人間から嫌われることを怖れるな!

(シーズン1 第1話)

 

ヘッジファンド【アクセル・キャピタル】は、世界貿易センターの最上階にオフィスを構えていました。ところが、911のテロに巻き込まれ、社員の多くは命を奪われてしまいます。

ビルはなくなった子供たちのために基金を設立し、マスコミを招いて設立式の模様を宣伝します。遺族の一部は「売名行為だ」、とボビーを非難します。

そのいっぽうで、涙を流してボビーに感謝する家族もいたのです・・・

 

大きな震災があった時、資産家が数百万円を寄付することがあります。これを売名行為だと揶揄する人がいるいっぽう、寄付をした個人・会社にいいイメージを抱く人もいます。

 みんなから好かれようと思って大胆な行動をとれない人は、反感を買わずに済みますが、尊敬も得られません。

2:お金をかせぐことは、美徳である!

(シーズン1 第1話)

会社と自宅の往復を、ヘリコプターでするボビー。あるとき新聞記者から、見せびらかすようにお金を使っていることを咎められます。

このやり取りから、他人を気にしないお金持ちマインドが見えてきます。

 

ボビー「成功することは犯罪か? アメリカはみなリムジンに憧れていたはず・・・」

記者「私の近所に住んでいたお金持ちは、アメ玉ひとつくれなかった」

 

ボビー「だが、買い物で目立たなければ、金持ちの意味がない」

 

庶民である記者は、成功者なら他人に恵んであげるのは当たり前だ、と考えます。これに対してボビーは、お金の使い方は自分で選ぶ、と説きます。

記者はお金をかせぐことを“悪徳”と考えているのに、いっぽうでは成功者の施しだけは受けようとします。

3:使うべきことには、投資を惜しまない

(シーズン1 第2話)

お金持ちは、基本的にはケチです。ムダなことにはお金を使いません。ボビーも、会社を買収するときは相手の弱みを握って脅しをかけ、できるだけ安く手に入れようとします。

 

その一方で、投資すべき場所にはいかんなくお金をつぎこみます。自分のファンドの若手社員には、他の会社では払えないような給料を与えます。優秀な人材に甘い汁を吸わせて、“贅沢が忘れらない体”にしてしまおうと考えているのです。

4:思い立ったら即行動!

(シーズン1 第4話)

ある日ボビーは、ヘヴィメタル・バンドのメタリカが、カナダでライブをすると知ります。メタリカの大ファンであるボビーは、その日の夜に行われるライブを見にいくことを決めます。

 【アクセル・キャピタル】の本社があるニューヨーク州とメタリカのライブが開かれるケベック州の距離は、845マイル。ボビーは飛行機をチャーターし、すぐに会場へ向かいます。

 

 思い立ったら、すぐ行動。プライベートでの行動力は、当然ビジネスでも発揮されます。即断が必要なときは、“社内に持ち帰って協議する”ようなことはしません。チャンスを逃すことになります。

5:いっときの感情に左右されない

(シーズン1 第4話)

ヘヴメタバンド、メタリカのライブ会場に着いたボビーは、ロック歌手の女の子(かなりの美人!)から逆ナンされます。

「ときには変化も必要よ」

と、女の子から言い寄られるボビー。 しかし、ボビーは

僕は、定番の音楽やクラシックなものが好きなんだ

と、誘惑を拒みます。

 

妻帯者であるボビーは、浮気がどんなトラブルの元となるか知っています。アルコールが入っても、いっときの感情に流されて判断を誤ることはありません。

 浮気性など私生活をコントロールできない人間が資産家になった例は、耳にしません。ビジネスシーンでは変化を怖れません。しかし、ふだんの生活では定番のものを好みます。これは、冷静な判断力を養うことになります。

 

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