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スマホ全盛の現在、ガラケー向けのサービスは次々と終了しています。iモードのコンテンツはもちろんのこと、故障時のサポートも対応終了の流れにあります。
この記事では、ガラケー愛好者の筆者が、故障機と代替機を取り換えてもらった経緯についてお知らせします。
- 修理対応サービスの対象外となっていた!
- ガラケーの修理対応の受付状況を確認する
- 『ケータイ補償 お届けサービスセンター』に交換電話機を依頼できる!
- コールセンターへ電話!代替機を依頼した流れ
- データの移行が、面倒だった!
- まとめ
修理対応サービスの対象外となっていた!
わたしが使っていたのが、ドコモのガラケーP-07B。2010年に契約して以来ずっと愛用してきた同機種ですが、電源が勝手に落ちる不具合がみられるようになっていました。
「スマホに買い替えるのではなく、ギリギリまで我慢したい!」
めっきり少なくなったガラケー愛用者であるわたしは、ドコモのサイトより修理依頼ができないか、確かめます。
ガラケーの修理対応の受付状況を確認する
docomoの『オンライン修理受付サービス』は、故障した機種の修理をインターネット・電話から申しこむことのできるサービスです。
修理対応が可能な期限が、機種ごとに違います。わたしが所有するP-07Bは、すでに修理対応外の扱いとなっていました。
オンライン修理受付サービス 受付対象機種 | お客様サポート | NTTドコモ
『ケータイ補償 お届けサービスセンター』に交換電話機を依頼できる!
ガラケー(=FOMA)契約時に、補償サービスに加入していたはず
そこで、2010年にガラケー(FOMAサービス)を購入したときの契約書を引っぱり出します。
すると、『ケータイ補償サービス』に加入していたことが判明します。
ケータイ補償サービスには、2種類ある!
ドコモが行なっている『ケータイ補償』には、厳密にいうと2つのサービスがあります。ポイントは、お使いの機種のモデルです。
2013年冬モデル以降の機種
『ケータイ補償サービス』という電話機のトラブルを、トータルで補償してもらえるサービスです。
1:交換電話機のお届け
水濡れや紛失など、機種の故障全般に対応してもらえます。
2:修理代金の援助
故障したときは、購入から一定期間の間なら無償で修理してもらえます。
3:データ復旧代金の割引
2013年夏モデル以前の機種
『ケータイ補償 お届けサービス』というサービスで、こちらは交換電話機のお届けのみとなっています。
水濡れや紛失など、電話機のトラブル発生時に、代替機を1~2日ほどで届けてもらえます。
わたしのガラケーは2010年モデルの機種でしたので、こちらが対象となります。
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コールセンターへ電話!代替機を依頼した流れ
電話で、『ケータイ補償 お届けサービス』に問い合わせてみます。自宅に固定電話がないので、故障中のガラケーで電話する、という暴挙に出ます。
自動音声ガイドに従って、ガラケーの交換電話機のお届けサービスまでたどりつきます。
ネットワーク暗証番号が必要
コールセンターのオペレーターにつながる前に、4ケタのネットワーク暗証番号を聞かれました。
ケータイの電話番号、氏名、本人かどうかの確認、ケータイが故障した状況や日付などをオペレーターに応えてゆきます。
残念ながら、わたしが持っているのと同じ機種は在庫がない、と言われます。
他のガラケーを提示される
『ケータイ補償 お届けサービス』で、わたしが使っていた機種の代替機として届けることができる、と説明されたのが、以下の機種です。
富士通のF07F
NECのN01G
デザインやスペックが気に入ったのはF07Fですが、補償期間の長さでN01Gを選びます。といっても、修理受付け可能なのは、2021年3月末までです。
ケータイ補償の負担金が、5400円かかる
『ケータイ補償 お届けサービス』を利用すれば、故障時に代替機を送ってもらえますが、ただではありません。
補償サービス利用料として月々おさめていた金額(300円/330円/380円など)に応じて、負担金が5000円ほどかかります。
負担金は、当月の携帯料金に加算されて請求されることになります。
交換機は、サービスを依頼して2日後に届きました。
データの移行が、面倒だった!
大変なのが、交換機が届いてからです。旧電話機から交換電話機にデータを移行する必要があります。
この移し替えが、シロートにはやっかいな作業です。手引書をみても専門用語がならんでいて、混乱してしまいます。
microSDによるデータ移行
ガラケーからガラケーにデータを移しかえる際、もっともスムーズなのがmicroSDを使う方法です。
microSDに本体のデータをバックアップしておけば、電話帳やメールはもちろん、画像や動画などをそのまま移行させることができます。
microSD以外のデータ移行方法
本体のカバーを外して、電池パックを抜いて調べてみますが、microSDなる物は見つかりません。
それもそのはず、microSDはFOMA機に最初から備わっているものではなく、別売りで利用者が購入するオプションだったのです。
わたしが使ったデータ移行の方法は、2つ。
ケータイデータお預かりサービス
契約時に登録したサービスのひとつで、iモード経由でバックアップした電話帳データなどを復元できます。
わたしは、毎月100円の利用料を納めていたので、このサービスを利用できました。
赤外線通信
赤外線通信を使えば、電話帳、送受信メールのデータを移しかえることが可能です。
便利な機能なのですが、ひとりで通信させるのは案外大変。送信する機種と受信する機種の赤外線ポート(黒い液晶部分)を向かい合わすのですが、適切な距離を見つけるのにコツが要ります。
一定時間内に送信側・受信側ともに認証番号を入力する必要があり、タイミングはかなりシビアです。
まとめ
NTTドコモは、FOMAなどのサービスを2020年代半ばに終了することを示唆しています。今後、修理や交換機などの対応も難しくなってゆくことが予想されます。
ガラケー愛用者も、スマホへの機種変更を考えざるを得ない時期にきているのかもしれません。
ドコモのオンラインショップでは、はじめてスマホに乗り換えるかたに向けて、特設ページを設けてきます。
参考になさってください。