真一さんと世良は、世紀の大発明である『まんぷくラーメン』に可能性を感じます。真一さんは信用組合をやめてまで手伝いたい、と申し出てくれます。
世良も手のひら返し。ついには土下座をまでして、販売を手伝わせてくれ、と萬平に頼みこむのでした。
萬平は、『まんぷくラーメン』の包装のデザインを忠彦さんに頼みます。アイディアに苦しむ忠彦さんでしたが、タカの出産をみて、インスピレーションを得ます。
荒波から飛び出すような画期的なデザインを考えてくれるのでした。
2月15日(金)放送!『まんぷく』114話・あらすじ
製麺づくりを手伝うため、福子は『パーラー白薔薇』をやめることになります。
アキラ「まんぷくラーメンができたら、ぎょうさん買うたる! 毎日食うで」
しのぶ「お給金、色つけといたから。頑張ってね。応援してるからね」
2人は、あたたかく送り出してくれるのでした。
ラーメンの製造工程は、次のとおり。
製麺・スープエキス作り
⇩
麺をもみこむ(ちぢれ麺にして、火が通りやすくする)
⇩
麺を蒸す
⇩
スープエキスをかける
⇩
かげ干し
⇩
油で揚げる
⇩
冷ます
⇩
袋詰め
大量生産するためには、流れ作業を役割分担して、効率をあげる必要があります。
スープエキス作りとかげ干しには、福子ともう1人。
麺を油であげるのは、萬平。
袋詰めは、源と幸(学校から帰ってきてから)と、あと2人。
第20週「できたぞ!福子!」114話あらすじ
萬平は克子の家にゆき、誰かに手伝いを頼めないか、相談します。
神部「ボクが手伝います!」
鈴「大輔が生まれたばかりなのよ。茂さんはダメ!」
吉乃「私は会社が終わってからなら、大丈夫よ」
克子「となると、あとは昼間の手伝いね」
じーっ! みんな、鈴さんを見ます。
克子「お母さんしか、残ってへんでしょ!」
鈴「私は武士の娘ですよ」
神部「そんなん関係な・・・ありますね」
嫌がる鈴さんをみんなで説得。鈴さんは、福子といっしょにスープエキス作りとかげ干しを手伝うことになります。
袋詰めは、仕事帰りの吉乃ちゃんと真一さんが担当してくれます。
みんなの頑張りで、1日400袋。2週間で5000袋あまりを完成させます。とくに福子は、寝る間も惜しんで働いたのでした。
仕事や学校が終わってから駆けつけてくれた、真一さん、吉乃ちゃん、源ちゃん、幸ちゃん。
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2019年2月14日
みんなの気持ちがありがたいですね! 史実でも初めはこうして家族に手伝ってもらいながら量産を進めていったそうです。手作業の力!#まんぷく #朝ドラ #大谷亮平 #深川麻衣 #二宮輝生 #三宅希空 pic.twitter.com/KN0smzKkyO
山積みにされたまんぷくラーメンを見て、世良は感心します。
世良「問題は価格や。ひと袋、なんぼにするつもりや?」
萬平「10円ぐらいがいいかと・・・」
世良「アホなことぬかすな。30円、40円の価値はある」
真一「あいだをとって、20円はどうだろう」
3人がまんぷくラーメンの値段について話し合っていたときでした。突然、福子が倒れてしまいます。
今までの無理がたたってしまったのでしょうか?
第115話へつづく。
忘れられた塩軍団
神部くんと岡、森本の3人は、いつものように『パーラー白薔薇』でランチを食べていました。
吉乃がラーメン作りを手伝うと知った岡と森本は、がっかり。
森本「それじゃあ、(吉乃ちゃんと)映画をいっしょに観にいけんくなる」
神部「それより問題がある。萬平さんが、お前らに“手伝ってくれ”と頼まんかったことや」
岡「ほんま、なんでや!」
神部「忘れられてたんやな」
神部くんは、自分が手伝えないのが相当くやしいようです。
『べっぴんさん』の大急百貨店?
まんぷくラーメンの製造をしている福子と萬平の前に、世良がやってきます。
世良「いまな、“まんぷくラーメン”を売り場に置かせてもらえないか、大急百貨店と交渉中や」
萬平「えっ!? あの老舗(しにせ)の大急百貨店ですか?」
大急百貨店といえば、『べっぴんさん』に登場した老舗のデパートですね。
「うちは、大急ですから!」
小山さんの口ぐせが思い出されます。小山さんなら、アパレルも食品も担当してくれそう。