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祝!大坂なおみ1位!WTA女子テニス世界ランキング計算方法

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わ~! おめでとうございます~。大坂なおみ選手がテニスの女子シングルス・全豪オープンでみごと優勝をはたしました。

 

これで、昨年の全米オープン優勝につづく、2大会連続のグランドスラム(=4大大会)制覇! 世界ランキングも、4位から1位にジャンプアップ! もちろん、日本人初の偉業です。

 

この世界ランキング。どのような方法で計算されているのでしょうか?

この記事では、女子テニス(WTA)シングルスの世界ランキング算出方法について、お知らせします。

 

※厳密に言うと、男子テニス(ATP)とは算出方法が異なります。ここでは女子シングルスに絞って、説明します。

 

 

女子シングルス・世界ランキングのしくみ

 

 一般に私たちが“テニスの世界ランキング”と称しているものは、正式には『WTAツアーランキング』というものです。

 

『WTAツアーランキング』は1週間ごとに更新され、各大会のエントリーやシードの順位は、このランキングによって決定されてゆきます。

 

世界ランキングは、以下の条件のもとに算出されます。

 

1:直近の過去52周間(およそ1年間)の獲得ポイントの多いほうが、上位となる

53週よりも前のポイントは、消えてゆきます。

 

順位を上げようと思ったら、消えてしまったポイントよりも多くのポイントを稼ぐ必要があります。

 

わかりやすく言えば、去年の自分を越えた人が評価される仕組みとなっています。

 

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 2:シングルスの場合、ポイントの高い上位16大会ぶんで計算する

テニスの大会には“格”があり、大会の格によって選手に与えられるポイントも変動します。

 

たとえば、いちばん格が高い4大大会・グランドスラムで優勝すると2000ポイントもらえます。これに対して、いちばん低いITFサーキットで優勝しても、もらえるポイントは12~150ポイントとなります。

 

3:WTAファイナルズに参加した選手には、17大会目のポイントも特別に加算される

 WTAファイナルズとは、女子テニスのプロツアーの年度最後に行われる大会です。出場できるのは、世界ランク上位8名だけ。

 

つまり、ボーナスポイントが加算されるため、上位8人のなかに入るとランキング維持には有利となります。

 

とはいえ、ランキング上位の選手は格下の大会に出場できない、といった制限もあります。また、18歳未満の選手は、年齢に応じて参加できる大会の数が制限されています。

 

獲得ポイントの考え方

大会の格(=カテゴリー)とラウンド(=何回戦まで進出したか?)によって、もらえるポイントが変わってきます。

 

そもそも、ランキングポイントによって参加できる大会もシードも決まってきます。大きな大会でよい成績をおさめると、次の年の同じ大会にエントリーするときは有利にはたらきます。

 

反対に、前の年に優勝した大会で早々と敗退してしまうと、大きくポイントを失うことになります。

 

ランキング・トップ10選手はたいへん!

前年度末にランキング上位・トップ10に入った選手には、以下の大会に出場する義務が課せられます。

 

1:グランドスラムの4大会

『グランドスラム』とは、全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・全米オープンの4つの大会を指します。

 

トップ10選手は、必ずこの大会すべてに参加しなくてはなりません。欠場した場合は、0ポイントとして加算されます。

 

2:WTAファイナルズ

ランキング上位8人だけが参加する、ツアーの最終戦です。

 

3:プレミアム・マンダトリーの4大会

『プレミアム・マンダトリー』とは、グランドスラムに次ぐ大きな大会のことです。

 

BNPパリバ・オープン(開催地:インディアンウェルズ)

マイアミ・オープン(マイアミ)

ムチュア・マドリード・オープン(マドリード)

チャイナ・オープン(北京)

 

こちらも、4つの大会すべての参加が義務付けられていて、欠場すれば0ポイントとして加算されます。

 

4:プレミア5

 

ドバイ・テニス選手権(開催地:ドバイ)

BNLイタリア国際(ローマ)

ロジャーズ・カップ(カナダ)

ウェスタン&サザン・オープン(シンシナティ)

武漢オープン(武漢)

 

トップ10選手は、5大会のうち4大会への参加が義務付けられます。

 

大会を主催する側としては有力選手が参加してくれないと、話題性に欠けて大会が盛り上がらなくなってしまいます。

 

いっぽう。選手は過密日程をこなさなくてはならず、じゅうぶんに休養が取れません。このため、せっかくトーナメントを勝ち進んでも、プレーできる状態ではなくなって棄権するという事態も起きやすくなっています。

 

まとめ

いま、女子テニスは戦国時代。実力が拮抗していて、誰がウィナーとなってもおかしくない状況となっています。

全豪オープンで死闘を演じた、クビトバ選手(チェコ)。同年代のカサキナ選手(ロシア)やオスタペンコ選手(ラトビア)選手・・・

 

大坂なおみ選手のライバルはたくさんいますが、最大の敵は過密日程かもしれません。

 

それでも頑張れ、大阪選手!