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地上波テレビ放送!『紅の豚』簡潔なあらすじと声優一覧【ネタバレなし】

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※この記事は、2022年1月に更新しました。

日本テレビ系の『金曜ロードSHOW!』では、2週にわたってスタジオジブリ制作の作品が放送されます。

 2022年1月7日に『千と千尋の神隠し』が、1月14日に『紅の豚』がオンエアされます。この記事では、『紅の豚』の簡潔なあらすじと出演声優の一覧をご紹介します。

ジブリ映画『紅の豚』は地上波放送(2022)はいつ?

『紅の豚』は1992年の日本映画。

イタリアのアドリア海が舞台。飛行機を乗りまわす空の海賊「空賊」と、彼らから街を守ろうとする元・空軍パイロットの戦いを描いたアニメです。

ジブリ映画『紅の豚』
製作年 1992年
上映時間 93分
興行収入 54億円
監督・脚本 宮崎 駿(みやざき はやお)
音楽

久石 譲(ひさいし じょう)

声の出演 森山周一郎、古本新之輔、加藤登紀子

『紅の豚』の地上波放送は、2022年1月14日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。

よる9:00 ~ 10:54

 

『紅の豚』の簡潔なあらすじ【ネタバレなし】

ポルコ・ロッソ(意味:紅い豚)、飛行機バトルに敗れる

1920年代。美しい景色が広がる、イタリアのアドリア海。

 腕利きのパイロットであるポルコ・ロッソ(本名は、マルコ・パゴット)は第一次大戦のとき、エースパイロットとして活躍しました。ポルコは人間社会に嫌気がさし、自らに呪いをかけ、豚のような外見になっています。

 

いまは、アドリア海に現れる空中海賊を退治して、賞金かせぎとして生活しています。

  

そんなポルコの楽しみは、顔なじみのジーナが経営する【ホテル・アドリアーノ】に通うこと。ある夜、いつものようにポルコがお酒を飲んでいると、アメリカ人の若い飛行機乗り・カーチスが店を訪れます。

 カーチスは、ポルコに邪魔ばかりされているいる空中海賊が雇った用心棒でした。

 

それから、しばらく後。

 ポルコは愛機『カーチス R3C‐O』を整備に出すため、ミラノへ向かっていました。すると、戦闘機に乗ったカーチスが襲いかかってきます。カーチスは、空中海賊が雇った用心棒だったのです。ポルコは闘いにやぶれ、撃墜されてしまいます。

 リベンジをかけて、カーチスと対決!

 ポルコはぶっ壊された飛空艇を修理してもらうため、【ピッコロ工房】に運んでゆきます。工房には男の整備士はおらず、残っていたのは17歳の少女・フィオだけでした。

 

フィオは、

「飛空艇の設計を任せてほしい」

と名乗り出ます。ポルコはフィオの熱意に心を打たれ、設計を頼むことにします。

 

さて、ポルコの元に、かつての戦友が警告にきます。ポルコはイタリアのファシスト政権に非協力的だったため、秘密警察や空軍からマークされていました。

 戦友は、

「空軍に復帰すれば、政府の信用も得られる」

と忠告しますが、ポルコは断ります。

 

そのころ。

 【ホテル・アドリアーノ】では、カーチスがジーナに結婚を申し込んでいました。しかし、ジーナは断ります。実は彼女は、ポルコにずっと想いをよせていたのです。

 ポルコが飛空艇に乗ってアドリア海へ戻ってくると、【空賊連合】のメンバーたちが待ち受けていました。フィオの提案で、ポルコとカーチスは、1対1で決闘することになるのですが・・・

【空賊連合】って何?

 アドリア海では、いくつかの空中海賊団が活動しています。そんな海賊団たちが集まって作った組合が、【空賊連合】です。

 【空賊連合】に加盟することで、単独ではできない大きな仕事をこなすことができます。宮崎駿監督の構想をまとめた原案・『飛行艇時代』には、7団体が加盟していると記載されています。

 【マンマユート団】は空中海賊団のひとつですが、【空賊連合】には加盟していません。かといって対立しているわけでもなく、一定の距離を保っているようです。

登場人物&出演声優一覧

ポルコ・ロッソ(本名:マルコ・パゴット)・・・森山 周一郎(もりやま しゅういちろう)

 ひげを生やした豚人間。かつては、イタリア空軍のエース・パイロットとして名をはせていた。ポルコ・ロッソは愛称であり、イタリア語で“紅い豚”という意味である。

 ポルコの乗っている赤い飛空艇の名前は、『サボイアS.21試作戦闘飛行艇』。

マダム・ジーナ・・・加藤 登紀子(かとう ときこ)

 ポルコの昔なじみで、【ホテル・アドリアーノ】の経営者。空中海賊みんなが憧れるマドンナ。

 作中で、

「私は3回 飛行艇乗りと結婚したけど、1人は戦争で、1人は大西洋で、最後の1人はアジアで死んだ」

と語っている。

フィオ・ピッコロ・・・岡村 明美(おかむら ともみ)

 ピッコロおやじの孫で、飛行機の設計技師。17歳。父親は、ポルコと同じ部隊に所属していたため、凄腕のパイロットであることを聞かされていた。

ミスター・カーチス・・・大塚 明夫(おおつか あきお)

 【空賊連合】が雇ったばかりの用心棒で、『カーチス R3C-0非公然水上戦闘機』を操るパイロット。美女に弱く、ジーナに一目ぼれをする。

 ポルコのライバルとなる。

マンマユート・ボス・・・上條  恒彦(かみじょう つねひこ)

 空中海賊【マンマユート団】の親分。もともとは一匹狼を気どっていたが、ポルコに負けてばかり。仕方なく、【空賊連合】と一緒に行動するようになる。

 ピッコロおやじ・・・桂 三枝(かつら さんし)

 ミラノにある、飛行機を製造する工房【ピッコロ社】の経営者。フィオのおじいちゃん。エンジンの調整が得意。

フェラーリン・・・稲垣 雅之(いながき まさゆき)

 空軍時代のポルコの戦友。現在は、イタリア空軍で少佐をつとめる。空軍という立場から表立ってポルコに協力はできないが、密かに手を貸してくれる。