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「あれは嘘だ」などの語録。映画『コマンドー』の日本語吹き替え版の名言集

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※この記事は、約5分で読めます。

1985年に公開された『コマンドー』は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画です。

 

オリジナル版も楽しい本作ですが、とくに日本語吹き替え版が話題となりました。敵には容赦ない主人公の、センスあふれるセリフがたくさんあるからです。

 

この記事では、映画『コマンドー』の吹き替え版からぶっ飛んだ名言をご紹介します。なお、玄田哲章さんがシュワちゃんの声を担当したバージョンを参考にしています。

 

『コマンドー』の意味は?

『コマンド』のつづりは、「command」

 

・自動詞で使う場合、「命令する」「指揮をする」という意味があります。

・名詞で使う場合、「命令」「部隊編成」などの意味です。

ロールプレイングゲームで、プレイヤーが主人公などに命令を行なうときの選択肢の項目を『コマンド』と呼びますね。

 

また、奇襲や偵察を行なう特殊部隊のことを『コマンド部隊』と呼びます。『コマンドー』の主人公、ジョン・メイトリックスはこの特殊部隊の元・大佐という設定です。

 

 元・コマンドーはコボンノー? 簡潔なあらすじ

独裁国家【バルベルデ共和国】のアリアス一味は、国家の転覆をはかっています。そのために現・大統領の命を狙っていました。

アリアスの部下は、大統領の暗殺を元・コマンドー部隊の大佐であるジョン・メイトリックスに依頼します。顔見知りのジョンなら、大統領に簡単に近づけるからです。しかし、ジョンは特殊部隊を引退した身。まして、テロに加担するような人間ではありません。

そこでアリアスたちは娘のジェニーを誘拐し、人質にとって命令に従わせようとします。ところが、ジョンは武装組織の監視をふりきり、たった1人で娘の救出に向かうのでした。

 

『コマンドー』日本語吹き替え版の名言・・・第三次大戦だ!

「とんでもねえ、待ってたんだよ」

ある朝のこと。清掃車が走っていると、ゴミを持ったおっさんが声をかけます。

おっさん「おーい! 待ってくれ。ちょっと!」

清掃車は止まって、2人の清掃員が降りてきます。

 

おっさん「行ったかと思ったよ」

清掃員「とんでもねえ、待ってたんだよ

2人は、銃を乱射しておっさんを射殺します。

 

おっさんは、元コマンドーの隊員でした。清掃員たちの正体は武装組織のメンバーで、元・コマンドー隊員の命を狙っていたのです。

 「オーケー?」「OK!」ズドーン!

武装組織はジョン・メイトリックスの娘・ジェニーを人質にとります。武装集団の1人は、銃を構えたジョンと交渉をはかりますが・・・

 

ジョン「娘はどこだ?」

男「まぁ落ち着け。銃を突きつけられてはビビッて話もできやしねぇ。娘は無事だ、大佐。少なくとも今のところはな。この先どうなるかはあんた次第だ。無事取り戻したければ、俺たちに協力しろ。オーケイ?

ジョン「OK!

 

ジョンは、ズドン!と男を射殺。敵に情けは無用です。

 

「残念だったなあ。トリックだよ」

ジョンは、逃走する武装集団を追いかけます。ところが多勢に無勢。男たちに羽交い締めにされます。それでも抵抗するジョン。

 

「動くな! 殺されてえのか?」

そこに現れたのは、かつての部下・ベネットでした。戦場で死んだと思われていたベネットが、この武装集団を束ねていたのです。

 

ジョン「ベネット! 殺されたんじゃ?」

ベネット「残念だったなあ。トリックだよ。てめぇに隊を追い出されてから、ずーっと復讐を想い続けてきた」

 

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「面白いヤツだ。気に入った。殺すのは最後にしてやる」

アリアスの部下、サリーはジョンを空港の発着場まで案内します。独裁国家【バルベルデ共和国】までのチケットを、ジョンに渡します。さらに、紙幣を1枚ジョンの胸ポケットにねじこみます。

 

サリー「ビールでも飲んでリラックスしな。心配するな。娘の面倒はオレがしっかり見ててやるよ。ぬふふ・・・」

ジョン「面白いヤツだ。気に入った。殺すのは最後にしてやる

 

「連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れている」

ジョンは、飛行機の席に座ります。となりの席にはアリアスの部下が座ります。【バルベルデ共和国】までずっと監視する気ですね。

 

しかしジョンはスキを見て、その男を瞬殺。ひざかけで男の顔を隠すと、CAの女性に話しかけます。

 

ジョン「失礼。(バルベルデまで)どれくらいかかるかな?」

CA「飛行時間は11時間を予定しております」

ジョン「どうも。頼みがあるんだが・・・連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れている

 

「今日は休め!」

バルベルデ行きの飛行機から脱出したジョンは、娘のもとへ急ぐ必要があります。そこで、車の持ち主を物色。客室乗務員のシンディの車に目をつけます。

 

ジョン「動くな! 何もしない。脇へどいて」

シンディ「でも、動くなって

ジョン「どくんだ。車に乗れ・・・オレの言う通りにしろ」

シンディ「ダメよ。7時半に空手のけいこがあるの。つきあえないわ」

ジョン「今日は休め!

 

「筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ」

ジョンとシンディはサリーの後を追います。ジョンは、サリーから娘の居場所を聞き出すよう、シンディに頼みます。

 

ところがシンディは、近くの警官にジョンのことを通報します。聞きつけた警官たちは、ジョンを逮捕しようとするのですが・・・

 

警官1「(無線で)ビッグスいるか? 頭のイカれた大男がいる。1人では手に負えん」

 

無線を受けた警官2(ビッグス)は、ちょうど女の子たちをナンパしていました。

警官2「よし、すぐ行く。カッコいいとこ見せましょう」

女の子「ウフフ・・・」

 

警官1「ここに居てください」

シンディ「どうも」

 

警官2「全警備員へ。3階で非常事態だ。容疑者男性、190センチ。髪は茶。筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ

 

「いったい何があったのか教えてちょうだい!」「ダメだ」

車でサリーを追いかけようとするジョン。ショッピングモールに置き去りにされたシンディは、あわててジョンを呼び止めます。

 

シンディ「待って。置いてかないで」

車に乗りこみます。

 

シンディ「あんた、いったい何なのよ! 車は盗む。シートはひっぺがす。あたしはさらう。娘を探すのを手伝えなんて、突然メチャクチャは言い出す。かと思ったら、人を撃ち合いにまきこんで大勢死人は出す。あげくは電話ボックスを持ちあげる。

あんた、人間なの? お次はターザンときたわ。警官があんたを撃とうとしたんで助けたわ。そうしたら私まで追われる身よ! 一体何があったのか教えてちょうだい!

ジョン「ダメだ

 

激しいカーラリーに巻きこまれ、シンディは悲鳴をあげます。

シンディ「きゃー! 今日は厄日だわ! WOW!」

 

最後は電信柱に追突!

シンディ「きゃー」

ジョン「大丈夫か?」

シンディ「死んでるんじゃない?

ジョン「生きてるよ

 

「お前は最後に殺すと約束したな・・・あれは嘘だ」

ジョンはサリーを捕まえます。サリーの両足を握って、ガケの上から宙づりにします。

ジョン「さあ、頭を冷やしてよく考えてみろ。おさえてるのは左手だ。利き腕じゃないんだぜ。」

サリー「俺を殺したら、娘は見つからないぞ」

ジョン「どこにいる?」

サリー「知らねえよ。クックが知ってる。奴と会う約束したんだよ」

ジョン「モーテルで、か?」

サリー「どうして?」

ジョン「この鍵がそうだ」

ジョンは、サリーから奪った鍵を見せる。

 

サリー「うう。ああ」

ジョン「お前は最後に殺すと約束したな

サリー「そうだ、大佐。助けて」

ジョン「あれは嘘だ

ジョンが手を放し、崖から落ちるサリー。

サリー「うわああああああああ」

 

「どこで使い方を習った?」「説明書を読んだのよ」

ジョンはいったん警官に逮捕され、護送車に乗せられます。シンディは、離れた場所からロケットランチャーを発射! 護送車に弾を撃ちこみ、ジョンを救い出します。

 

ジョン「どこで使い方を習った?

シンディ「説明書を読んだのよ

 

「だったら漕げばいいだろ!」

ジョンとシンディは、アリアスの拠点がある孤島をめざします。しかし、警察の追っ手がせまっていて、近場にあった小さな水上飛行機に乗りこむことに。

 

ちゃんとした飛行機でないことに、シンディは不安を覚えます。

 

シンディ「ああダメ。こんなの飛行機じゃないわ。羽根のついたカヌーよ!」

ジョン「だったら漕げばいいだろ!

 

 なかなかエンジンのかからない水上飛行機。ジョンは、バコッと計器をパンチ。

ジョン「動け、このポンコツが! 動けってんだよ!」

すると、機械が作動します。

ジョン「この手に限るな

(⇦ この手しか知りません)

 

「何が始まるんです?」「第三次大戦だ」

アリアスがジェニーを誘拐し、ジョンを怒らせたことを知ったカービー将軍。急いで部下たちに情報収集を命じます。

 

部下「メイトリックス(=ジョン)ですか?」

カービー「通信隊に連絡して、警察と沿岸警備隊の無線を残らず傍受させろ」

部下「何が始まるんです?

カービー「第三次大戦だ

 

 

「ただのカカシですな」

ジェニーを監禁している屋敷には、アリアスの部下たちとベネットがいました。口ばかり威勢のいい部下に、ベネットは呆れています。

 

部下1「小娘のノドを切るのは、あったかいバターを切るようだぜ」

ベネット「ナイフはしまってろ。その口も閉じとけ」

 

ベネット「口だけが達者なトーシロばかり、よく揃えたもんですなあ。まったくお笑いだ。メイトリックス(=ジョン)がいたら、ヤツも笑うでしょう」

アリアス「ベネット君。私の兵士はみな愛国者だ」

ベネット「ただのカカシですな。俺たちなら、まばたきする間に皆殺しにできる」

 

ベネット「メイトリックスは、娘を取り返しにきます。娘が生きていようがいまいが、そいつは関係ない。やつはあんたを追いかける。あんたをメイトリックスから守ることができるのは、俺だけです」

アリアス「怖がっているのは私ではなく君じゃないのか、ベネット? 君こそ、メイトリックスを恐れているんだ

ベネット「もちろんです。プロですから

 

「野郎・オブ・クラッシャー!!」

ベネットはジェニーを人質にとって攻撃、ジョンは腕を撃たれます。ジョンは柱の後ろに隠れますが、ベネットが迫ってきます。

 

負傷したジョン相手に、なおも慎重なベネット。ジョンは、ナイフでの勝負を提案します。

ジョン「来いよベネット。銃なんか捨てて、かかってこい!

 

ジョン「ナイフを突きたて、俺が苦しみもがいて死んでゆくさまを見るのが望みだったんだろ? そうじゃないのか、ベネット?」

ベネット「てめえを殺してやる!」

ジョン「さあ、子どもを放せ! 楽しみをフイにしたくないだろう。1対1だ。来いよベネット。怖いのか?」

ベネット「ぶっ殺してやる。ガキなんか必要ねえ。ガキにはもう用はねえ! ハジキ(=拳銃)ももう必要ねえや。へっへ。誰がてめえなんか。てめえなんか怖くねえ! 野郎・オブ・クラッシャー!!

(⇦ 野郎、ぶっ殺してやる~?)

「まだ誰か残っているか?」「死体だけです」

見事ジェニーを救出して、本土に戻ってきたジョン。カービー将軍たちに迎えられます。

カービー「(アリアスの部下たちは)まだ誰か残っているか?

ジョン「死体だけです

カービー「もう一度コマンドー部隊を編成したい。君さえ戻ってくれれば・・・」

ジョン「今日が最後です」

 

カービー「また会おう、メイトリックス」

ジョン「もう会うことはないでしょう」