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『もののけ姫』地上波テレビ放送!あらすじと声優一覧【ネタバレなし】

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『もののけ姫』地上波テレビ放送!2023年、あらすじと声優一覧【ネタバレなし】

※この記事は、2023年6月に更新しました。

日本テレビ系の『金曜ロードSHOW!』では、3週にわたってスタジオジブリのアニメ作品が放送されます。

 

2023年7月7日に『風の谷のナウシカ』、7月14日に『コクリコ坂から』、7月21日に『もののけ姫』がオンエアされます。この記事では、『もののけ姫』の簡潔なあらすじと出演声優の一覧をご紹介します。

『もののけ姫』地上波放送(2023)は、いつ? テレビ放送はノーカット?

 『もののけ姫』は、1997年のアニメーション映画。死の呪いを受けた青年が、「森を支配しようとする人間 VS 自然の神々」の戦いに巻き込まれてゆく様子を描いています。

映画『もののけ姫』
製作年 1997年
上映時間 133分(1時間13分)
監督 宮崎駿
脚本 宮崎駿
主題歌 米良美一「もののけ姫」
声の出演 松田洋治、石田ゆり子、美輪明宏
興行収入  201.8億円(※ 2020年の“再上映ぶん”も含む)

 

映画『もののけ姫』のテレビ放送は、2023年7月21日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。
21:00 ~ 23:44

「金曜ロードショー」の公式サイトでは、ノーカット放送を告知しています。

『もののけ姫』の簡単なあらすじ【ネタバレなし】

 舞台となるのは、中世(室町時代ごろ?)の日本。

 

エミシ(蝦夷)の村に住むアシタカは、いずれ一族のリーダーとなることを期待されている少年でした。ある日、アシタカは村を襲ったタタリ神という化け物を退治します。しかし、その闘いで右腕に大きなアザができてしまいます。

 タタリ神の正体は、人間に恨みをもち巨大化したイノシシの神(ナゴの守)でした。アシタカが付けられたアザは、イノシシの神の呪いでした。アシタカは呪いを解くために、西へと向かいます。

 

旅の途中、アシタカは山奥で倒れていた男を助け、彼の住む村まで送り届けます。人里はなれたその村は、【タタラ場】と呼ばれていました。【タタラ場】では、鉄砲の材料となる鉄を作っていました。鉄の原料となるのが砂鉄で、これを採るため住民たちはシシ神の森を削っていました

 【タタラ場】は、山奥に住む『もののけ』鉄を奪おうとするサムライからしばしば襲われていました。村を治めるエボシという女は、石弓矢という武器を作ってこれに対抗していました。

 

ある夜のこと。エボシの命を狙って、『もののけ姫』と呼ばれる若い女が村を襲ってきます。『もののけ姫』の正体は山犬(=犬神・モロの君)に育てられた人間の娘・サンでした。

  サンは、村人との闘いで瀕死の重傷をおいます。そのサンを助けたのが、アシタカでした。ところが人間を憎んでいるサンは、アシタカを殺そうとします。しかし、アシタカから「美しい」と言われたサンは、思いとどまります。 

  サンは、アシタカを山の奥深くへ連れてゆきます。そこには、生と死をつかさどる神【シシ神】がいました。アシタカは、森の民と村の人間たちが争わずにすむ方法はないのか、考えます。

 

そのころ。村では【シシ神】を殺すために、怪しげな男たちが集められていたのです・・・

【サンやカヤの声は誰?】『もののけ姫』登場キャラクター&声優

アシタカ・・・松田 洋治(まつだ ようじ)

 北の大地に住むエミシ(蝦夷)一族の若者。17歳。すぐれた弓の技術と抜群の運動神経をもつ。口数は少ないが、【タタラ場】の女たちからは、“いい男”だと見られている。 

サン・・・石田 ゆり子

 犬神に育てられた人間の娘。15歳。その昔、山を汚した人間たちがいけにえとして犬神に差し出した少女である。自然を壊す人間たちに恨みをもち、不気味なお面をつけながら村を襲う。

 サンの声を担当する石田ゆり子さんは、『平成狸合戦ぽんぽこ』に続いての出演。『平成狸合戦ぽんぽこ』では、政吉の妻・おキヨを演じています。

エボシ御前・・・田中 裕子(たなか ゆうこ)

山奥の隠れ村、【タタラ場】のリーダー的存在。人身売買されていた娘たちを買い取り、【タタラ場】で仕事を与えている。

 かつては倭寇(=朝鮮半島や中国大陸の沿岸であばれていた海賊)の妻にされていたが、夫を殺し、組織を牛耳ったこともある。

ヒイさま・・・森 光子(もり みつこ)

 エミシの里の年老いた巫女。呪いを受けたアシタカに、西へ向かうようにすすめる。

カヤ・・・石田 ゆり子

エミシの村の娘。アシタカが村を出てゆく際、黒曜石の小刀を送る。

ジコ坊・・・小林 薫(こばやし かおる)

中年の僧侶。【シシ神の森】の存在をアシタカに教える。実は謎の組織「師匠連」のメンバーで、シシ神の命を狙っている。

甲六・・・西村 雅彦(にしむら まさひこ)

【タタラ場】の牛飼い。妻のトキには頭が上がらない。

トキ・・・島本 須美(しまもと すみ)

ゴンザの夫。“タタラ踏み”のまとめ役。

 

※『タタラ踏み』とは? 金属を加工するためには、炉に空気を送る必要があります。空気を送るための器具が鞴(ふいご)で、足踏み式の鞴(ふいご)のことをタタラと呼びます。

ゴンザ・・・上條 恒彦(かみじょう つねひこ)

 エボシの側近。頭のハゲた大男。実は、エボシの事が好き?

犬神モロ・・・美輪 明宏(みわ あきひろ)

二本のしっぽを持つ犬神。推定年齢300歳。人の言葉を理解できる。元来争いは好まないが、【シシ神の森】をあらすエボシ御前の命を狙っている。

 

関連:『もののけ姫』のセリフとふり返る名場面!「黙れ小僧!」「静まりたまえ」「生きろ!」など

乙事主(おつことぬし)・・・森繁 久彌(もりしげ ひさや)

 四本の牙をもつ、イノシシの化身。500歳を越えると言われている。目は見えないが、嗅覚と観察力にすぐれている。【シシ神の森】を守るため、鎮西(九州方面)からやって来た。犬神モロとは、旧知の仲である。

シシ神(ディダラボッチ)

 昼は、無数の角が生えた鹿。夜は、半透明な体で青白い光をはなつ、ディダラボッチとなる。 

唐傘連(からかされん)

 ジコ坊にしたがう謎の集団。巨大な傘を持ち、小さな隠し武器や煙玉など忍者のような技を使う。

ジバシリ(地走り)

ジコ坊に雇われた、山に詳しい狩人。“もののけ”に人と見破られないよう、獣の皮をかぶる。

コダマ(木霊)

豊かな森林に住む、精霊の一種。