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シーズン2までは見ろ!評価はそれからだ!悪魔が主人公のドラマ『ルシファー』

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※この記事は約5分で読めます。

「全米大ヒットのドラマが日本上陸、キターーー!!!」

なんて宣伝されても、日本では全然受け入れられないことありますよね? FOX制作のドラマ『ルシファー』も、そんな匂いがプンプンします。はたして、このドラマは日本で受け入れられるのか?

 

この記事ではドラマ『ルシファー』の概要と、シーズン2まで観た上での評価についてお伝えします。

 

 

 

『ルシファー』は悪魔が主人公の刑事ドラマである

 

主人公は“地獄の帝王”であることに嫌気がさし、姿を変えて人間界に隠れ住むルシファー・モーニングスター。普段はロサンゼルスでナイトクラブを運営しています。しかし、ひとたび事件が起こればロサンゼルス市警クロエに協力して、事件解決をめざします。そうです。これ、実は刑事ドラマなんです。

 

海外ドラマの『GOTHAM/ゴッサム』と同じパターン。あのドラマは、バットマンの前日譚を描きつつ、ゴッサムの街で起こる事件の捜査がメインでした。童話のキャラクターたちが活躍する『GRIMM/グリム』もこれに近い。

 

『ルシファー』も、基本的には1話完結の事件ものです。それに加えてルシファーの家族の天使や悪魔の物語、ルシファーとクロエの恋愛模様がサイドストーリーとして語られます。

 

 

 

全米では爆発的な人気があった

 

アメリカでは特に女性から圧倒的な高評価を得ています。中でもティーンエージャーの女の子からの人気は、凄まじいものがあるそうです。主演がイケメン(← そうかな?)であり、セレブたちのきらびやかな世界が見られるからです。

 

セットにお金がかかっているのは明らか。中規模のアクション映画並みの製作費が充てられているでしょう。刑事ドラマといっても雰囲気は明るく、『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』に近い印象です。ルシファーとクロエのかけ合いも楽しいですしね。

 

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おもな登場人物は?

 

ルシファー・モーニングスター

 

正体は、“地獄の王”の異名をもつ大悪魔。自分が悪魔であることは明かすが、誰もまともに取り合わない。ルシファーに見つめられた人間は、欲望を抑えることができなくなる。私なんか、絶対にルシファーと目を合わせられない。欲望だらけですから。

 

※ちなみに聖書に登場するルシファーは「自分こそ神にふさわしい」と天上界で反乱を起こし、天上界を追放された、とされています。地上に姿を現すときは、どんな人間も惑わすほどの美青年ぶりだったそうです。

 

 

クロエ・デッカー

 

ロサンゼルス市警の刑事。元女優で、シングルマザー。B級映画に出演していた過去がある。『ホットタブ・ハイスクール』というお色気満載のコメディ映画。ルシファーの能力が、なぜかクロエだけには通用しない。

 

 

アメナディエル

ルシファーの兄にあたる、天使。ルシファーの代わって地獄の門番を任される。

 

 

リンダ・マーティン

エロい本性を内に秘めた精神科医。事件を通してルシファーと知り合い、ルシファーのカウンセリングを担当することになる。(← このキャラは面白い)

 

 

 

 

肝心のドラマとしての評価は?

 

※ここから先は、このドラマを好きな人は読まないように。楽しんでいる人の平穏な生活を乱すのは、本意ではありません。

 

では、ドラマウォッチャーから見た作品の評価はどうか? 

 

 

う~ん、ごめんなさい。正直、刑事ドラマとしても人間ドラマとしても、ダメダメだと思います。アメリカのドラマとしては珍しいほど、物語として破綻しているのです。

 

批評家ウケも決してよくありません。本国アメリカでも、若い女性の支持が高くて男性からの酷評が多いそうです。

 

 

 

 

ツッコミどころが満載すぎる

 

なぜ、大悪魔が人間界の小さなことにこだわる?

 

主人公のルシファーは、太古の時代から“地獄の帝王”と恐れられた大悪魔。そんな悪魔が、どうして人間界のささいな事件にこだわるんでしょう?

 

また、ルシファーの兄であるアメナディエルはしょっちゅう現れては、ルシファーに地獄に戻るよう説得します。

 

アメナディエル、あなたは地獄の門番を任されているんじゃないの? そんなに職場を空けていいの? 大丈夫なの?

 

 

ルシファー、ユー、特殊能力を使っちゃいなよ!

 

悪魔であるルシファーには、人間の本性を引き出す能力があります。ルシファーに見つめられた人間は、欲望を抑えきれなくなるのです。

 

それなら、ルシファーが片っ端から容疑者を見つめればいいのでは? きっと犯人ならボロを出すに違いありません。そうすれば、事件はすぐに解決するでしょ? 

 

 

その設定、要りますか?

 

ロサンゼルス市警のクロエは、元女優という設定。ところが、これが全くドラマに生かしきれていません。たとえば、聞き込みをするために演技で相手を誘惑するとか、悲しい身の上話を語って同情を得るとか。そういう場面は一切ありません。

 

何のための設定?

 

 

人物たちの悩みが浅いんですけど・・・

 

このドラマでいちばん良くない点。

 

主人公たちはもちろん、事件の関係者たちもみんな、人として薄っぺらいこと(← ルシファーは悪魔やん!)。

 

 

容疑者たちが犯行をおこした理由を挙げてみると・・・

「彼氏を取られたから」

「童貞を捨てたかったから」

「モテないから女性を誘拐した」

 

いくら何でも軽すぎませんか? 

 

 

 

シーズン2の後半には注目!

 

どうしてクロエだけが、ルシファーの特殊能力が効かないのか? このドラマの大きな謎のひとつです。クロエの正体が明らかになるのは、シーズン2の第9話・第10話です。(← さんざん文句を言ってそこまで見たのかよ!)

 

 

そうなんです。文句を言いつつも、つい見てしまう。わかりやすさと軽妙なやり取り。細かいことを考えなければ、案外楽しめるのです。

 

 

 

まとめ

 

『トワイライトサーガ』や『ゴシップガール』などが好きな方、肩ひじ張らない恋愛ドラマが好きな方は楽しめるかもしれません。

 

日本では、割とお涙頂戴的な刑事ドラマの方が人気です。この軽いノリについてゆけるかどうかで、評価は分かれるでしょう。