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金融・経済がテーマの洋画おすすめ6選【金融リテラシーが上がる!】

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お金の余っている人が、お金の不足している人に資金を融通することを『金融』と言います。この金融を生業としているのが、銀行業であり証券業であると言えるでしょう。

 

金融や経済について詳しくなることは、資産運用に役立つだけでなく、大切な資産を守ることに繋がります。そこで、楽しみながら金融や経済について学べる映画、おすすめ6作品集めてみました。

『ウォール街』(1987年)

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  • 監督:オリバー・ストーン
  • 出演:マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン
  • 上映時間:128分

若き証券セールスマンのバド(チャーリー・シーン)は、投資家で大富豪のゲッコー(マイケル・ダグラス)に取り入ろうとします。しかし、相手にされません。

 

バドの父・カール(マーティン・シーン)は、航空会社【ブルースター・エアライン】の整備士。そこでバドは、父が勤める航空会社の内部情報をゲッコーに漏らしてしまいます。

「こいつ、利用できる!」

そう思ったゲッコーはバドをそそのかし、【ブルースター・エアライン】社のインサイダー情報を集めさせ・・・

 

 

野心に燃える証券マンと、貪欲な投資家による企業買収を描いた金融サスペンス。いまだにアメリカでは、経済・金融ニュースで引き合いに出されるほどの名作です。

 2010年には、続編『ウォールストリート』も公開されています。

>> Amazonプライムビデオ『ウォール街』(字幕版)

『マネートレーダー 銀行崩壊』(1999年)

  • 監督:ジェームズ・ディアデン
  • 出演:ユアン・マクレガー、アンナ・フリエル
  • 上映時間:104分

1995年の2月、『女王の投資銀行』とまで呼ばれたイギリスの投資銀行【ベアリングズ銀行】が破綻します。その損失額は、日本円にして約1400億円。

原因を作ったのは、弱冠28才の金融トレーダー、ニック(ユアン・マクレガー)でした・・・

 

イギリス映画。実際の事件を題材にした実録映画です。

主人公は目の前の危機を乗り越えるために不正を繰り返し、やがて取り返しのつかない事態を招いてしまいます。不正に手を染めた原因が“功名心”から、というのも人間臭い。

『マネーショート 華麗なる大逆転』(2015年)

  • 監督:アダム・マッケイ
  • 出演:クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピット
  • 上映時間:130分

 2008年に起こった『リーマン・ショック』で、世界経済は大混乱に陥っていました。そんな状況下にも関わらず、大手の金融機関は、信用度の低いサブプライムローンを金融商品に組み込んで、低所得者に売りつけていました。

 4人のトレーダーたちは、住宅バブルの崩壊をいち早く予見してました。彼らはあの手この手で、巨大金融機関を出し抜こうとしますが・・・

 

アメリカ映画。

ブラッド・ピット、クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリングなど豪華出演陣が楽しい、痛快なドラマ映画です。

www.youtube.com

『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)

  • 監督:デヴィッド・フィンチャー
  • 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド
  • 上映時間:120分

学生でありながらプログラマーでもあったザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人にフラれた腹いせに、女子大生の顔写真を使った「人気投票サイト」を作ります。サイトは瞬く間に広まり、驚異的なアクセスを集めます。

 

彼の才能に目をつけたお金持ち学生は、ザッカーバーグにソーシャルネットワーク・サービス(SNS)の立ち上げを依頼します。それは、学生同士の交流を図るためのシステムだったのですが・・・

 

名門ハーバード大学のいち学生に過ぎなかった青年が、世界最大のSNSとなるフェイスブックを創設してゆくまでを描いています。

 

アイディアを盗用してでも、先に実現したほうに富が集まる現実。起業した仲間を、経営のために切ってゆくドライさ。

“学生起業家の”光と闇を、圧倒的なスピード感で見せてくれます。

>> Amazonプライムビデオ『ソーシャル・ネットワーク』(字幕版)

『アメリカン・ハッスル』(2013年)

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  • 監督:デヴィッド・O・ラッセル
  • 出演:クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス
  • 上映時間:138分

有能な詐欺師のアーヴィン(クリスチャン・ベール)とその愛人・シドニー(エイミー・アダムス)は、FBI捜査官に逮捕されてしまいます。FBI捜査官は、2人に司法取引を持ちかけます。

 それは、存在しないアラブの大富豪をダシにして、カジノ利権にたかる悪徳政治家やマフィアを一斉に検挙してしまおうというものでした・・・

 

 

要するに、“懲役○○年”みたいな長期の罪をかぶりたくないから、もっと酷いことをした同業者を売れ、って話。

経済犯罪を逃れるために、必死にFBIに協力する詐欺師たち。滑稽というか何というか・・・

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)

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  • 監督:マーティン・スコセッシ
  • 出演:レオナルド・ディカプリオ、マシュー・マコノヒー
  • 上映時間:179分

 26歳のときの証券会社を立ち上げ、貯金ゼロから年収49億円も稼ぐようになったベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。学歴もコネもない青年が、酒と女を楽しむカリスマブローカー・マーク(マシュー・マコノヒー)に影響され、入社した証券会社でメキメキ昇進してゆきますが・・・

 

 

狂喜乱舞。酒池肉林。

持ち前のセールストークを生かしてクズ同然の株を売りつけ、成功すれば女の子を呼んでの乱交パーティ。汚い言葉のオンパレード。熱に浮かされたようなハレンチぶりは、バブル時代の日本の熱狂と重なる部分があります。

まとめ

女にモテたい。自分だけ儲けたい。助かりたい・・・

「マネーゲーム」といっても、“人間の感情”とは切っても切り離せないことがわかります。

 

人の欲望・野望が経済活動の源泉になっていると知ることが、お金を扱う仕事には大切なのかもしれません。