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【Netflix 】ドラマ『アンという名の少女』シーズン1のあらすじ&感想

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※この記事は約5分で読めます。

動画配信サービスのNetflix で配信されているドラマ、『アンという名の少女』。児童文学の名作『赤毛のアン』を映像化した作品です。

 

この記事では、『アンという名の少女』の概要と魅力、シーズン1のあらすじについてお伝えします。また、原作との違いについても考察します。

 

 

原作は、児童文学『赤毛のアン』

カナダの作家、モンゴメリの人気小説

 ドラマ『アンという名の少女』の原作は、M・モンゴメリの長編小説『赤毛のアン』です。もともとは子供を対象に書かれた作品ではありませんが、最近では児童文学として分類されています。

 

孤児院で暮らしていたアン・シャーリーが、アヴォンリー村の農家にもらわれてから、学校を卒業するまでの5年間を描いています。 

『アン』シリーズ一覧

日本では、朝ドラ『花子とアン』のモデルにもなった村岡花子の翻訳が有名です。アンの人生と関連が深い9つの長編が『アン・ブックス』と呼ばれています。

1:『赤毛のアン』
2:『アンの青春』
3:『アンの愛情』
4:『アンの幸福』
5:『アンの夢の家』
6:『炉辺荘のアン』
7:『虹の谷のアン』
8:『アンの娘リラ』
9:『アンの想い出の日々』

なお、この他に2冊の短編があります。アンの周辺の人たちに焦点をあてた作品です。

『アンの友達』
『アンをめぐる人々』

 シーズン1は、原作の第1作目『赤毛のアン』の内容に準じた物語です。シーズン2になると、原作にはない登場人物やあらすじが加えられ、オリジナル要素が強くなります。特に、マシューとマリラの兄妹の過去がより掘り下げられてゆきます。

 

 『アンという名の少女』シーズン1のあらすじ

www.youtube.com

手違いで女の子がやってきた!

カナダの東の端っこにあるプリンスエドワード島のアヴォンリー村。この村に、農家を営むマシューとマリラという兄妹が住んでいました。兄妹には、農作業を手伝ってくれる男手が必要でした。そこで、男の子の孤児を養子として迎えようとします。

 

ところが、孤児院から送られてきたのは、アン・シャーリーという11歳の女の子でした。アンは、赤毛でそばかすがあり、見た目を貧相な子です。でも、想像力が豊かで、たくさんの言葉を知っています。マシューはおしゃべりなこの少女をすっかり気に入りますが、マリラは「女の子はいらない」とピシャリ!

 

孤児院でも辛い思いをしてきたアンのテンションは、すっかりどん底へ⤵ アンは盗みをはたらいたと疑われて、孤児院に戻されることになってしまいます。

 

やがて、アンの盗みが誤解だと気づいたマシューは、アンを連れ戻しに馬車を追いかけます。マリラも心変わりして、アンを正式に養子として受け入れることになります。

 

親友・ダイアナと、ライバル・ギルバート

アンは、近所に住むダイアナという女の子と仲良しになります。学校に入学することが決まったアンは、新しい友達と知り合えることにワクワクします。ところが、変わり者の彼女は、なかなか周囲となじめません。いじめに遭って、学校に行けなくなってしまいます。

 

ある夜のこと。クラスメートの家が火事になってしまいます。孤児院にいた頃、消火訓練をしていたアンは、その経験を生かしてクラスメートを救出します。これによって、同級生のアンを見る目も変わります。

 

学校に戻ったアンは、持ち前の知識を生かして、授業でも積極的に発言。ところが、勉強でアンのライバルとなる子が現れました。ギルバートという男の子です。単語のつづりをめぐって、知識を競い合うアンとギルバート。アンはギルバートに負けたくないという気持ちがある一方、ギルバートのことが気になってきます。

 

屋敷は大赤字? 農場の経営にゆれるマシューたち

アンはひとりの女性としても成長します。初潮を迎えて、クラスメートと喜び合います。

 

そんなとき、ダイアナの妹が急病にかかります。同様の病気をもっている人を看病したことがあるアンは、適切な処置でダイアナの妹を救います。

 

一方、アンの育て親となったマシューとマリラにも危機が訪れていました。マシューがおおくの財産を失い、農場を手放す必要にせまられたのです。マリラは道具を売り、アンも掃除のバイトをしてお金を工面しようとします。

 

しかし、悪いときには悪いことが重なるもの。マシュー達の屋敷を2人組の強盗が狙っていました・・・

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感想&原作との違い

ドラマ『アンという名の少女』の脚本を担当したのは、モイラ・ウォリー=ベケット。海外ドラマ『ブレイキングバッド』でも活躍した実力者です。

 

原作『赤毛のアン』の明るくのびやかなイメージよりは、ややダークな印象を受けます。原作との大きな違いは、主人公のアンはもちろん、マシューやマリラの過去が描かれている点。回想シーンをたくみに使って、孤児院でいじめられたアンの過去、かなうことのなかったマリラの恋などが表現されています。

 

ただし、暗くてじめじめした話かといえば、そうではありません。差別的だった人たちが自分の行ないを悔いたり、心を入れ替えて態度を改めたりしてゆくのです。これによってトラウマを抱えた人物も救われるので、観ていておだやかな気分になれるのです。

ギルバート役の俳優、ルーカス・ジェイド・ズマンとは?

アンの小学校の同級生で、勉強のできるギルバート。アンもほのかな恋心を抱く少年です。このギルバートを演じたのが、ルーカス・ジェイド・ズマン。次期オーランド・ブルームの呼び声の高い、若手イケメン俳優です。

 

 

画面の左下にいるのが、ルーカスです。彼は、 2016年に公開された映画『20センチュリー・ウーマン』で脚光を浴びます。

 

Netflix で配信されているドラマ『Sense8』にも、わき役で出演しています。