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地上波放送!ジブリ映画『猫の恩返し』簡単なあらすじと声優紹介

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地上波放送!ジブリ映画『猫の恩返し』簡単なあらすじと声優紹介、2021年、DVD

※この記事は、2021年8月に更新しました。

2021年夏、日本テレビではジブリ映画が3週にわたって放送されます。8月20日には、

 『猫の恩返し』がオンエアされます。

 この記事では、『猫の恩返し』の概要と出演声優、地上波放送を楽しむ上でのポイントについてお知らせします。

 ※なお、ネタバレはしていません。

  

映画『猫の恩返し』地上波放送(2021)はいつ?興行収入は? 原作は?

 『猫の恩返し』は2002年の長編アニメーション映画。ジブリ映画『耳をすませば』の主人公・月島 雫(つきしま しずく)が書いた小説がもとになっており、猫の国に迷いこんだ女子高生の騒動を描いたファンタジーです。

映画『猫の恩返し』
製作年 2002年
英語タイトル The Cat Returns
上映時間 75分
興行収入

65億円

監督 森田宏幸(『ぼくらの』)
原作 柊あおい『バロン 猫の男爵』
声の出演 池脇千鶴、袴田吉彦、前田亜季

漫画家・柊あおい (ひいらぎ あおい)さんが描いたコミック『バロン 猫の男爵』が原作となっています。

 ジブリ映画『猫の恩返し』の地上波放送は、2021年8月20日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。

 21:00 ~ 22:54

※放送はすでに終了しています。

『猫の恩返し』の簡単なあらすじ【ネタバレなし】

変わった猫を助け、恩返しが始まる

 女子高生のハルはラクロス部の練習から帰る途中、トラックにひかれそうになった猫をラケットで救出します。

 すると猫は日本語でお礼を言い、二足歩行で立ち去ります。その猫は、ただの猫ではありませんでした。猫の国の王子、ルーンだったのです。

 

それ以降、猫の国から大量のお礼が届きますが、マタタビや猫じゃらしなどハルには必要ない物ばかり。

 ハルは猫の国の王の秘書・ナトルにそのことを話します。するとナトルは、「猫の国にご招待いたしましょう」と告げます。

 

「猫のお嫁さんにされちゃう!」ハルは心配になってしまいます。

猫の男爵・バロンの忠告

 ある日のこと。学校の帰り道、ハルは太った猫・ムタに出会います。ムタの後をついてゆくと、ハルは【猫の事務所】にたどり着きます。そこでハルは、猫の男爵・バロンと、ガーゴイルのトトと出会うのです。

 

 ムタは、「猫の国は、自分の時間を生きられないヤツが行く場所だ」と警告します。それを聞いたバロンも、「自分を見失わないように気を付けるんだ」とハルに忠告します。

 

しかし、ハルは猫の国の家来・ナトリたちにさらわれてしまいます。猫の国に到着したハルは、ルーン王子の“未来のお嫁さん”として盛大なおもてなしを受けるのでした。

 

「このまま猫になるのも悪くないかも・・・」

ハルがそんなことを思い始めたときでした。猫耳と尻尾が生えてきます。ハルは、見た目まで猫になってゆき・・・ 

 ⇧のDVDは『猫の恩返し』と、ジブリの短編アニメ『ギブリーズ episode 2』の2本立てとなっています。

バロンやハルの声はだれ?『猫の恩返し』キャスト声優一覧

吉岡 ハル・・・池脇 千鶴(いけわき ちづる)

猫の言葉を理解できる女子高生。朝寝坊して遅刻する、ドジな一面も。 

バロン・・・袴田 吉彦(はかまだ よしひこ)

「猫の事務所」の所長。いつも冷静沈着で、剣の腕も一流だという。彼がお客にふるまう紅茶は毎回味が変わる。

ユキ・・・前田 亜季(まえだ あき)

ハルが小さい頃に出会った白猫。ハルを「猫の事務所」に導いた不思議な声の主。

ルーン・・・山田 孝之(やまだ たかゆき)

猫の国の王子。父親である猫王と異なり、やさしく真面目な性格。 

ひろみ・・・佐藤 仁美(さとう ひとみ)

ハルの親友。ラクロス部のチームメイトでもある。

ナトリ・・・佐戸井 けんた(さとい けんた)

猫王の優秀な秘書。

ナトル・・・濱田 マリ(はまだ まり)

猫王の秘書。楽天的な性格。

ムタ/ルナルド・ムーン・・・渡辺 哲(わたなべ てつ)

バロンと行動を共にする、太った猫。その昔、猫の国でおそれられた伝説の犯罪猫として、「ルナルド・ムーン」という異名をもつ。 

猫王・・・丹波 哲郎(たんば てつろう)

猫の国の最高権力者。息子のルーン王子とハルを、本人たちの意思を無視して結婚させようとする。

『猫の恩返し』地上波放送は6回目。過去の視聴率は?

  • 2005年8月26日 17.5%
  • 2008年7月4日  12.2%
  • 2010年10月22日 11.6%
  • 2013年7月19日 15.3%
  • 2016年11月18日 12.4%
  • 2018年8月24日 12.4%

 なんど放送されても、そのたびに高視聴率となるジブリ・アニメ。さすがです。 

『猫の恩返し』バロンって、かっこいい!でも、本名は?

  1995年に公開されたジブリ作品、『耳をすませば』。小説家をめざす少女とヴァイオリン職人をめざす少年の純愛と青春を描いた作品でした。

 この作品の主人公、月島 雫(つきしま しずく)が創作した物語が『猫の恩返し』です。この小説の中に、猫の男爵・バロンが登場します。 

バロンの本名は?

 「猫の事務所」の所長として登場する、バロン。彼の本名は、フンベルト・フォン・ジッキンゲン。タキシード姿にステッキ。英国紳士ふうのやわらかな物腰は、落ち着いた大人の男性、という印象です。

 ちなみに「バロン」とは、貴族の称号で【男爵】を意味します。

バロンの名言

「私のスペシャルブレンドだ。そのつど味が変わるので保証はできないがね」

ハルに紅茶の入ったカップを差し出す際のセリフ。 

「ダメだハル、自分を見失うんじゃない。君は君の時間を生きるんだ」

猫の国からおもてなしを受けて、ゆれ動くハルの心をつなぎとめた一言。

「ハルの素直なところが私も好きだよ」

 「あたし、あなたの事が好きになっちゃったかも」というハルの告白を受けての一言。サラッと言うところが心憎い。

すっとぼけた性格が人気!ナトルのセリフ

 猫の国の秘書でありながら、ノーテンキなナトル。その、ゆる~い口調がクセになるキャラクターです。特徴的なセリフを集めてみました。

「何をおっしゃいますやら。猫とは申せ、ルーン王子、かっくいいじゃないすか~」

 

「ははぁ。さては、いわゆる一つの、マリッジブルーですにゃ~?」

 

(塔が壊れてゆく緊迫のシーンで)

「スペクタクルですにゃ~」