映画ときどき海外ドラマ

ドラマや映画の感想・ネタバレ、シナリオ論など、エンタメ全般を考察するサイト

【海外ドラマ】普通じゃない?個性派探偵が挑むミステリーのおすすめ6選

f:id:entafukuzou:20180318183045j:plain

紅茶の入れ方にまでこだわる右京さん。

「結婚相手は仕事」と言い切り、恋愛を見下すホームズ。

ちょび髭の手入れをかかさないポワロ。

よれよれのコートを着てかみさんの話をする、コロンボ。

 

推理ドラマで活躍する名探偵は、奇人・変人ばかりです。しかし、事件の捜査になると一変!天才的な推理で、犯人を追い詰めます。

 

このページでは、海外ドラマの中から、そんな変わり者の探偵が活躍する推理ドラマをピックアップしてみました。普通の刑事ではなく、特別な職業に就いていたり、とある悩みを抱えていたり・・・

 

ご紹介しているのは、推理ドラマとしてのお約束を外さない作品ばかり。「犯人は誰か?なぜやったのか?」 視聴者は、探偵と一緒になって考えることができます。

 

 

 

1 笑顔がチャーミングな詐欺師? 『メンタリスト』

主人公パトリック・ジェーンは元・霊能者。心理学に基づいた暗示や錯覚を利用し、巧みに人の心を操る人物です。日本でも、パフォーマーのDaigoが肩書として『メンタリスト』という言葉を流行させましたね。

 

ジェーンは、妻と娘をなき者にされてしまいます。犯人は『レッド・ジョン』と名乗る人物。ジェーンは宿敵レッド・ジョンの手がかりを見つけるため、カリフォルニア州の捜査機関(CBI)に協力することにします。犯罪コンサルタントという肩書で、リズボン捜査官が率いるチームに同行することになります。

 

メンタリストであるジェーンの捜査手法は、型破りです。容疑者に対して、いきなり犯人扱いしたりします。相手の反応を見て、事件に関わっているかどうか見極めるためです。人間の心理を知り尽くした、彼ならではのやり方。どうみても、初対面の相手に対してとる態度ではないのですが・・・イケメンのジェーンがいたずらっぽい笑顔で話しかけるので、失礼な態度でも許せてしまうんですよね。

www.youtube.com

 

 

2 LINEや漫画に、音楽? いいえ、私の趣味は探偵です! 『ヴェロニカ・マーズ』

カリフォルニア州のネプチューン。大規模なソフトウェア会社の本拠地ということで、お金持ちがたくさん住む街。しかし、この街に住むヴェロニカ・マーズは、ごく普通の女子高生。保安官だった父が、ある事件に巻き込まれるまでは・・・

 

職を失ったヴェロニカの父・キースが開いたのが探偵事務所。ヴェロニカはそんな父を助けるため、探偵見習いとして働くことになります。

 

しかし、ヴェロニカはあくまで女子高生。彼氏や友達との関係に悩む姿は、等身大のティーンそのものです。全米でも、若い視聴者を中心に人気ドラマとなりました。

www.youtube.com

 

 

3 美男美女が繰り広げる都会派ミステリー! 『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き 』

主人公のリック・キャッスルは人気ミステリー作家。売れっ子作家である彼は、大金持ちのプレイボーイ。彼は、女刑事を主人公にした『ニッキー・ヒート』シリーズを書くことになります。そんな中、キャッスルはニューヨーク市警にケイト・ベケットという美人市警がいることを知ります。

 

キャッスルは、ベケットを次作の主人公のモデルとすることを思い付きます。そこで市長に頼み込んで、事件の捜査に同行する許可を得るのです。キャッスルはミステリー作家ならではの視点で、ベケットたちの捜査に協力します。その一方で、ベケットに恋心を抱いたキャッスルは、ベケットの男性関係が気になって仕方ありません。

 

キャッスルとベケットのつかず離れずの恋愛模様。年頃の娘と舞台女優の母をもつ、キャッスルの家族関係。ベケットの母親をめぐる未解決事件の謎。おしゃれでハイセンス。推理ドラマとは思えないぐらい、楽しい雰囲気が魅力の作品です。

www.youtube.com 

4 日常生活、大丈夫? 主人公は極度の潔癖症! 『名探偵モンク』

主人公のエイドリアン・モンクは、元サンフランシスコの市警。愛する妻を失ったショックから、強迫性障害を発症します。家に閉じこもるようになり、職も失ってしまいます。強迫性障害の症状は、至るところに現れます。傘がきちんと並んでいなかったら直さずにはいられません。人と握手しても、すぐに手を拭いてしまいます。

 

モンクは感覚が鋭敏になった代わりに、日常生活に支障をきたす程の潔癖症になってしまうのです。彼は犯罪コンサルタントとして捜査に協力しながら、正式な刑事として再雇用されることを目指します。

 

魅力的なのが、モンクのアシスタントを務めるシャローナという女性。立場的にはモンクの生活全般を助けるケアマネジャーなのですが・・・さばさばした性格のシャローナは、決して押しつけがましい態度はとりません。探偵としてのモンクに敬意を払いつつも、言うべきことは言う、見ていて気持ちのよいキャラクターです。

 

また、全体的にはコメディタッチのドラマですが、脚本の組み立てが秀逸です。伏線の貼り方と回収が、思わず「うまい!」と叫んでしまうぐらい巧みなのです。あの三谷幸喜さんも、本作のファンであることを公言しています。

www.youtube.com

 

5 骨に残されたわずかな痕跡も見逃さない! 『BONES(ボーンズ)-骨は語る-』

主人公のブレナンは、骨から人物を特定する、女性の法人類学者。遺跡から発掘された人骨の鑑定が主な仕事。しかし、事件性の疑いがある白骨遺体が出た際には、FBIの捜査に協力します。FBI捜査官ブースとともに実際に現場に足を運び、事件の捜査に関わってゆくことになります。

 

ブレナンが所属する法医学研究所の個性豊かなキャラクタ―は魅力的です。CGアーティストでブレナンのよき親友、アンジェラ。天才的な頭脳の持ち主でありながら、人付き合いの苦手な学生、ザック。昆虫と鉱物の専門家で、いつも陽気なジャック。冷静な所長、ダニエル。日本のドラマ『アンナチュラル』の法医学ラボUDIは、間違いなく本作を参考にしているでしょう。

 

全米では、シーズン12まで続いた人気作。

www.youtube.com

 

6 ウソつきを見つけてやるってばよ! 『ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間』

 

『パルプフィクション』や『海の上のピアニスト』の俳優ティム・ロス主演。主人公のライトマンは、精神行動を分析する学者。人間が本能的に出してしまう、一瞬の表情やしぐさ。それらは年齢や人種に関係なく、すべての人間に共通して現れる兆候です。作品内では、「微表情」と定義されています。

 

人の嘘を見抜く能力が備わったライトマンですが、いいことばかりではありません。人間関係を円滑にするには、ときには大小さまざまな嘘も必要です。ライトマンは仕事とプライベートを切り替えることができず、妻や娘と良い関係を築けず悩むことになります。その辺も、本ドラマの大きな魅力です。

www.youtube.com

 

まとめ

ここでご紹介したのは、基本的には1話完結型の作品ばかりです。途中から見ても、すんなり作品世界に入ってゆくことができるでしょう。

 

また、気が滅入るような重たい作品は選外としました。海外ドラマになじみのない方でも楽しめる作品ばかりです。